水道メーターで水漏れを確認！見るべきポイントや原因箇所の特定方法

水道料金の請求がきたので確認したら、なんだかいつもよりすごく高い。いつもより特に水を使った覚えがないのに料金が高いのか気になる……。と思ったことはありませんか。そんなときは、水道メーターを確認してみましょう。今回は、水道メーターの見かたや水道メーターの見るべきポイントと水漏れの原因になっていることが多い場所を詳しくご紹介します。

水道メーターで水漏れしているかを確認する方法

水道メーターを見ることで、建物の中で水漏れが起きているかを確認することができます。ここでは、水道メーターの見方や確認すべきポイントについて、詳しくご紹介します。

水道メーターのある場所

水道メーターの場所は、建物によって違いますが玄関先の横にある場合が多いです。検針や維持に支障のない場所に設置する必要があるため、必然とこのような場所になることが多いようです。

集合住宅の場合は、1階の通路や駐車場などに、設置されていることが多いです。また、集合住宅の場合、蓋の裏に部屋番号が記載されていることが多いため、自分の部屋と間違わないように部屋番号を確認しておきましょう。

水道メーターの見方

水道メーターを見て水漏れを確認する場合、水道メーターについている部品について知っておく必要があります。

• ・立方メートルの数字盤
• ・10リットルの針
• ・1リットルの針
• ・パイロット

立方メートルの数字盤とは、水道の使用量を立方メートルで表示している部分のことです。先月の数字盤の数値から現在表示されている数字盤の数値がどれだけ高くなっているのかで、水道料金が決められています。

10リットルの針と1リットルの針は、使用した水量を記すためのものです。これは、1リットルの針が10回まわると、10リットルのメモリが1つ動くという仕組みになっています。パイロットとは、水が出ているかどうかを確認するところです。パイロットが動いている場合、どこかで水が出ているということになります。

水道メーターで水漏れを確認するには、まず水が出ないように家中の蛇口を閉めましょう。蛇口を閉め終わったら、パイロットが動いていないか確認します。水漏れが起きている場合、パイロットが動くので、どこかで水漏れが起きているということになります。

重度の水漏れは応急処置を

まずは応急処置として、止水栓を閉めて水を止めましょう。止水栓とは、水の供給を止めることができる栓のことです。給水管や蛇口などから水漏れが起きている場合、止水栓を閉めることによって、水漏れを止めることができます。

水漏れの修理はどこに依頼すればよい？

水漏れの修理は、住まいによって修理の依頼先が異なっています。詳細については、以下のとおりです。

・マンションやアパートの場合
管理会社へ連絡します。マンションやアパートでは、それぞれの部屋からの排水管を1つの場所で合わせているので、自分で修理することができません。また、水漏れが起きることで、階下まで被害が広がり近隣トラブルになることがあります。そういったトラブルを避けるためにも、自分で対処するのではなく、管理会社へ連絡して対応してもらうようにしましょう。

・一戸建てにお住いの場合
一戸建てに住んでいる場合、対応している各自治体に連絡してください。自治体によっては水漏れを修理する業者が決められている場合もありますので、確認を取ってから業者に依頼するようにしましょう。

水漏れによって高額となった水道料金は……

自治体によってルールは異なりますが、基本的に自身で負担することが多いです。しかし、水漏れの原因によっては、水漏れで高額となった水道料金が減免されるケースもあります。たとえば、壁の中や地下といった自分では水漏れに気づくことのできない場合などは、減免の対象となります。

また、指定業者による水漏れ修理がされた場所などは、申請すれば減免されることもあるでしょう。減免の申請方法はお住いの自治体によって異なっているので、一度自治体に連絡して確認してみましょう。

突然の高額な水道料金にどうしたらよいか不安になったときは、弊社にご相談ください。弊社では、水漏れに関してのご相談をいつでも承っております。24時間365日お電話で受け付けておりますので、ぜひお気軽にお電話ください。

水漏れ箇所を探してみよう！

水漏れを修理するためには、水漏れが起きている場所を探す必要があります。水漏れが起きる場所は、基本的に水回りです。以下に水漏れが起きやすい場所についてご紹介します。

トイレの水漏れ

トイレでの確認箇所は以下のとおりです。

・排水管や給水管本体や部品
排水管や給水管の劣化によって穴があいたり、切れ目ができたりすることが原因。

・タンク
タンク内の部品の劣化や故障が原因。

・便器本体
便器本体の劣化によって便器本体が割れているおそれがある。

キッチンの水漏れ

キッチンでの確認箇所は以下のとおりです。

・蛇口本体や部品
蛇口本体の故障やパッキンやホースなどの部品の劣化

・排水溝や排水管
排水管の劣化や排水管の凍結などによる破損。

・キッチンの排水ホース
排水ホースの劣化や破損によるもの。

風呂場の水漏れ

お風呂場での確認箇所は以下のとおりです。

・蛇口本体や水栓の部品
蛇口本体の故障や水栓部分のパッキンやホース、パイプなどの劣化。

・シャワーヘッド
シャワーヘッドの劣化や故障のおそれ。

洗面所の水漏れ

洗面所での確認箇所は以下のとおりです。

・洗面台の蛇口本体や部品
洗面台の蛇口本体の故障やパッキンやホースといった部品の劣化。

・排水トラップ（下水道のにおいを遮断するために排水口に設置される装置）
排水トラップのつまりや劣化。

・排水ホース
排水ホースの劣化や破損が原因。

その他の場所での水漏れ

ほかに考えられる水漏れ箇所は以下のとおりです。

・給湯器や給湯器のポンプ
給湯器内部の部品や給湯器ポンプの劣化、配管の凍結が原因。

・排水管や排水溝
水道管の劣化やサビ。凍結して水道管破裂のおそれ。

・庭の水道部分
手元で水をとめられるシャワーヘッドの場合、蛇口の閉め忘れのおそれ。

原因箇所が分からない場合は

ここまで水漏れの原因箇所をご紹介してきましたが、ご紹介したものを確認しても水漏れ箇所が見つからない場合は、見えない場所で水漏れをしている危険性が考えられます。また自分で確認したけれど、水漏れの箇所を見つけられなかった場合や、自分で修理するのが不安だという場合も業者へ依頼するのがよいでしょう。

弊社では水漏れの原因箇所の特定から、修理までを一括しておこなってくれる業者をご紹介することが可能です。深夜や早朝でもお電話に無料で対応しております。水漏れでお困りの方は、ぜひお気軽にお電話ください。

水漏れ修理を業者に依頼する際のポイント

水漏れ修理を依頼する業者は、できるだけ信頼できる業者を選びたいですよね。ここでは、水漏れ修理を依頼する業者を選ぶときに、おさえておきたいポイントについて詳しくご紹介します。

1.料金が明確か

料金を明確に表示してくれる業者を選びましょう。追加料金が発生しないように細かく作業内容や金額を説明してもらえるところが安心です。作業内容を説明してくれる業者であれば、どんなことに料金がかかっているのか理解することができるでしょう。

2.実績がある会社か

業者のホームページなどを見ると、今までの実績を載せている業者があります。実績件数が多いところや、長年修理をおこなっているところであれば、修理経験や知識も豊富なためスムーズに修理をしてもらうことができるでしょう。

3.できれば相見積りを取る

業者へお願いするときは、見積りを取ることをおすすめします。相見積りを取ることによって、複数の業者から修理費用を知ることができたり、アフターサービスがあるかなどを確認できたりします。ほかの業者と比較できることによって、ご自身の納得できる内容で修理をしてもらえることでしょう。

弊社にご連絡いただければ、複数の業者から相見積りを取ることが可能です。取った見積りの中から気に入った業者があれば、そのまま手配させていただきますので、スムーズに業者を選ぶことができます。

業者に修理を依頼する際の相場費用

水漏れ修理を業者へ依頼した場合の費用相場は、以下のとおりです。

• ・トイレ　10,000円~20,000円
• ・蛇口まわり　8,000円~10,000円
• ・お風呂場　6,000円~20,000円
• ・洗面所　6,000円~8,000円

水漏れ修理は水漏れの場所や内容によっても修理費用は大きく異なってきますので、一度業者で見積りを取ってみましょう。見積りを取ることによって、より詳細な費用相場を知ることができます。弊社では、現地調査を含めた見積りを無料で承っております。見積りにご納得いただければ、そのまま業者を手配することも可能です。

お電話も24時間受け付けておりますので、水漏れにお困りの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。