トイレが流れない!原因と対処法│応急処置はバケツ水とつまり取り
目次
- ▼トイレが流れない!簡単5つの対処法
- ▼【緊急】すぐ対処なら「バケツ水」
- ▼バケツ水がダメなら「つまり取り」をしよう
- ▼「トイレタンク」の異常チェック
- ▼「ボタン」「レバー」の両方を試す
- ▼長期不在後なら「止水栓」が閉まっているかも
- ▼解決しなければ業者に相談しよう
- ▼つまり、タンクの異常…流れなくなる原因をトイレの仕組みとあわせて解説
- ▼トイレの構造
- ▼原因1:異物を流した
- ▼原因2:経年による劣化・汚れの蓄積によるつまり
- ▼原因3:タンクの水不足・供給不足
- ▼音から判断することもできる
- ▼トイレトラブルは迅速対処が命!
- ▼トイレトラブル解決にかかる費用・業者の選び方
- ▼業者に依頼をした場合の費用
- ▼業者選びに迷ったら、この5つに注目!
トイレが流れない!簡単5つの対処法
トイレをしている際に、「急に流れなくなってしまって大変な目にあってしまった」なんて経験をした人はいませんか?トイレが流れなくなってしまった場合は、まずは原因を特定することが大切です。
ここでは、トイレが流れなくなってしまったときの簡単な5つの対処法をご紹介します。
【緊急】すぐ対処なら「バケツ水」
トイレの水が流れなくなった場合に、いますぐにでも水を流れるようにしたいときは、応急処置ではありますが、水の入ったバケツを流すことで対処できます。流す水の量はバケツ1杯分が理想です。
これはあくまで一時的な対処法なので、必ず根本的な原因を探し解決してください。
バケツ水がダメなら「つまり取り」をしよう
バケツで水を流してもトイレが流れない場合は、ラバーカップ(スッポン)などを使って直接つまりを取ることで対処できます。
【つまりを取ることができるもの】
- ぬるま湯(60℃以上の熱湯は便器に傷がつくのでNG)
- ラバーカップ(スッポン)
- 真空ポンプ
- ワイヤー
- 重曹とクエン酸
ぬるま湯や重曹・クエン酸はつまりの原因を溶かすことで解消します。トイレットペーパーなどがつまっている場合に有効です。
ラバーカップ(スッポン)や真空ポンプ、ワイヤーなどはつまりの原因を直接刺激して解消します。これは異物がつまっているときなどに有効です。
「トイレタンク」の異常チェック
トイレの水が流れない場合、トイレタンクに問題がある可能性もあるので異常がないかどか確認する必要があります。トイレタンクの確認の方法は、タンク内に水が入っているかどうかで判断することが可能です。
トイレタンクを確認する手順としては、まずはタンクのフタを外しましょう。この際、無理やり外そうとすると破損の原因になるので注意が必要です。フタを外したら中に水が入っているか確認しましょう。
水が入っている場合は、レバーハンドルに動きを伝える鎖が切れていないか確認します。切れている場合は新しく交換をする必要があります。
水が入っていない場合は、どこかで給水が止まっているはずです。ですので、まずは止水栓が開閉の有無を確認してから全体に異常がないか確認をします。
止水栓が閉まっている場合は、止水栓を開けることで解決することができますが、ほかの部品に問題がある場合は、交換をする必要があります。これは、部品の劣化によって問題がおきているかもしれないからです。
「ボタン」「レバー」の両方を試す
トイレの水を流す通常の方法は、便器についているレバーを引くか洗浄ボタンを押すことによって流すことができます。トイレが流れなくなったら必ず両方の方法でトイレを流してみてください。
ボタンを押しても水が流れない場合は、電気系統のものが故障している可能性が高いです。レバーを引いても水が流れない場合はトイレタンクに問題がある可能性が高いです。
ボタンを押してもレバーを引いても水が流れない場合は、基本的に業者のかたに対応してもらうことになります。
長期不在後なら「止水栓」が閉まっているかも
旅行などで長期的に留守にしていた場合、止水栓が閉まっていることが原因で水が流れないことが多いです。レバーを引いても手洗い器から水が流れない場合は止水栓が閉まっている可能性が高いでしょう。
止水栓を開けるためには、付属されている専用の開閉道具かマイナスドライバーが必要になります。
解決しなければ業者に相談しよう
トイレで水が流れない場合、上記で紹介した対処法をおこなえば、おおよそ解消できるでしょう。しかし、トイレが流れなくなる原因はさまざまなものがあります。中には簡単には直せないものもあるのです。
上記で紹介した対処法でも直らなかった場合は、水回りの業者に相談をするのが1番効率がよいでしょう。最悪の場合は、便器そのものが壊れている可能性もあります。壊れているかどうかの判断をするにも水回りの業者にみてもらうのが1番ですよね。
つまり、タンクの異常…流れなくなる原因をトイレの仕組みとあわせて解説
トイレが流れなくなる原因には、異物を流してしまったり部品の劣化だったりとさまざまです。また、どんな音がするかどうかでも異常があるか判断することは可能です。
ここでは、トイレの仕組みやトイレが流れなくなってしまう原因をご紹介していきます。
トイレの構造
トイレの構造は難しいと思うかたもいるかもしれませんが、実は簡単なんですよ。トイレは大きく「トイレタンク」と「便器」に分けることができます。便器は排水をする入り口のようなものになります。
トイレタンクは、簡単にいうとトイレで流す水をためているところです。レバーを引くことによってトイレタンク内の水が便器まで流れます。
原因1:異物を流した
トイレが流れなくなる原因として異物を流してしまったことが挙げられます。異物が排水の道中でつまることによってトイレの水は流れなくなってしまうのです。
つまりやすい異物として、大量のトイレットペーパー、スマートフォン、ペット用のトイレの砂、食べ残しなどがあります。
このようにトイレに流せるものでもつまってしまう原因となってしまうので、異物はトイレに流さないでください。一度に大量のトイレットペーパーも使わないようにしてくださいね。
原因2:経年による劣化・汚れの蓄積によるつまり
トイレが流れなくなる原因の中には、経年劣化や汚れの蓄積もあります。トイレタンクや排水管の劣化や尿石などの汚れがこびりつくことによって排水の途中でつまり水が流れなくなるのです。
なお、トイレタンクの寿命は10年、パッキンや配管は20年といわれています。このような経年による劣化や汚れの蓄積によるつまりは、基本的に新しく部品を交換することで解決することができます。
原因3:タンクの水不足・供給不足
トイレタンクの水が不足していたり供給が不足していたりすると、トイレが流れなくなる原因となります。普段から流す水が少なかったり(小ボタンで流す)、タンク内にペットボトルを置いて節水をしていたりすることで水不足になってしまいます。
トイレタンク内の水量によって流れる水の勢いは変わり、水の勢いによって汚物の流れやすさは変わります。そして、汚物が流れやすいのは水の勢いがある場合です。
そのため、流す水が少なかったり節水をしていたりいていると、それが原因となってつまりやすくなってしまいます。
ほかにも、トイレタンク内の部品が摩耗してしまうことで水不足になることもあります。
音から判断することもできる
トイレが流れなくなった場合には、音から判断することも可能です。トイレタンクや便器、ホースから「ボコボコ・コボコボ」「シュー」「プーン」など普段、聞きなれないような音がすることがあります。
この場合、排水部などでつまっているか、トイレタンクなどに問題がある可能性が高いです。
では、音別にどこに異常があるかみていきましょう。
- 「ボコボコ・コボコボ」:配管系
- 「シュー」:タンク内での水漏れ
- 「プーン」:パッキンなどの劣化(接続部のゴムパッキン)
便器やトイレタンク内からこのような異音が聞こえた場合、問題がおこっている可能性が高いです。このような音が聞こえたら、早急に業者のかたに依頼をするのがおすすめです。
トイレトラブルは迅速対処が命!
トイレトラブルは原因の解明から解決までの流れを迅速におこなうことがとても大切です。トイレが流れなくなった場合の対応が遅れれば遅れるほど被害は拡大していきます。
自分で修理をするのもいいですが、被害が大きくなってしまう前に業者のかたに依頼をしましょう。
「水漏れ修理お助け隊」では、電話1本でトイレトラブルをスピード解決いたします。修理後も1~5年間の無料補償もついていますので、安心してご依頼ください。お困りごとがありましたら、一度、無料の相談窓口までお気軽にご連絡くださいね。
トイレトラブル解決にかかる費用・業者の選び方
でも、実際にトイレを修理してもらおうと業者のかたへ依頼しようにもどの業者を選べばいいのかわからないことでしょう。そこで、トイレの修理かかる費用の相場やトイレの修理業者を選ぶうえでの重要なポイントをご紹介します。
業者に依頼をした場合の費用
実際に業者の方にトイレの修理を依頼したときの費用は以下の通りです。費用の内訳は基本料金+作業料金+出張費となります。
【トイレの修理費用の相場】
- 薬品投入:6,000円~7,000円
- トイレタンク内部品交換:7,000円~9,000円
- 高圧ポンプ:20,000円~24,000円
- 便器の脱着:55,000円~60,000円
*上記の価格はあくまで目安となります。
出張費用や部品費用は修理代に含まれている場合もありますが、別途請求される場合もあります。また、土・日・祝日や、夜間に修理を依頼する場合には追加で料金がかかることもあるので見積りの際に確認しておきましょう。
業者選びに迷ったら、この5つに注目!
トイレ修理の業者を選ぶ場合は以下の5つのポイントを重視して選ぶことが重要です。
【トイレ修理業者の選ぶポイント】
- 対応スピードが早い(急な依頼でも即日対応できるか)
- 技術力(ホームページなどに修理実績などが豊富・資格を有しているか)
- 料金が明確(修理前に見積りを出して、その後に追加費用を取らない)
- 接客態度(申し込みの際の態度がよいか)
- アフターフォローが充実しているか(補償がついているか)
以上のポイントを押さえていれば、安心してご自宅のトイレを修理してもらうことができるでしょう。弊社のご紹介する加盟店業者は、今まで多くのトイレを修理してきましたので安心してお任せください!
また、弊社では無料の相談窓口を24時間365日受付しております。急にトイレが流れなくなって場合でもすぐに相談をすることが可能です。トイレのことでお困りごとがありましたら弊社にお任せください!
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