床下で水漏れが起きたときの原因特定方法＆修理にかかる費用まとめ

家の床下から水漏れが起きると、動揺してしまってどうすればよいのかわからなくなってしまう方も多いかもしれませんね。床下水漏れが起きたときは、なるべく早い段階で水漏れ箇所の特定をおこないましょう。水漏れ箇所を特定しないことには、修復することができないからです。

そこで今回は、床下からの水漏れに関して【原因箇所を特定する方法】や、【修理にかかる費用の相場】についてご紹介します。床下からの水漏れにお困りの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！

床下で水漏れが起きたらするべきこと

床下から水漏れが起きていることが判明したら、はじめにすべきことがあります。それは、“応急処置”と“原因の特定”です。

この2つをできるだけ早い段階でおこなうことが、被害を最小限に食い止めるためのポイントとなります。ここでは、応急処置と原因箇所の特定方法について、詳しくご紹介していきましょう。

床下の水漏れに対する応急処置

床下から水漏れが発生した際におこなうべき応急処置には、以下のようなものがあります。

【水道の元栓を閉める】
まずは水道の元栓を閉めましょう。水道の元栓さえ閉めてしまえば、これ以上水が漏れだしてくることはありません。元栓の場所は家によってさまざまですが、水道メーターの近くに設置されていることが多いです。

【漏れた水を乾いた布でふき取る】
水道の元栓を閉めることができたら、濡れてしまった床をしっかりと布でふき取っておきましょう。水漏れの進行が早い場合、床に水たまりができてしまっていることもあるかもしれません。そのままにしておくと、カビ菌が繁殖したり、床板を傷める原因になったりしてしまいます。最悪の場合、水漏れで床が腐ることもあるのです。

床から水が染み出ると、マンションの場合は階下の住民にまで迷惑をかけてしまうおそれがあります。なるべく早く上記の応急処置を施し、被害の縮小に努めましょう。

原因を特定！水漏れが起きる場所はたった4つ

応急処置ができたら、今度は原因箇所の特定をおこないましょう。原因箇所は以下の4か所である場合がほとんどです。ひとつずつチェックしてみてください。

【排水ホース】
洗面所下やキッチン下にある排水ホースに破損が生じていたり、接続部にゆるみが生じていたりすると、そこから水漏れが発生してしまうことがあります。これらを確認し、不具合がある場合は新しいホースと交換したほうがよいでしょう。

【排水トラップ】
下水管からの悪臭を遮断する役割を持つ“排水トラップ”ですが、接続部にあるパッキンやナットに劣化やゆるみが生じていると、水漏れを起こすことがあります。ナットを閉め直したり、パッキンの交換をおこなったりすることで修理することができるでしょう。

【蛇口の接続部】
混合栓や単水栓についている蛇口の接続部がゆるんでいると、水漏れが起きやすくなります。この場合、蛇口の修理や交換をおこなうことで漏水は収まるはずです。

【給水管の接続部】
給水管の接続部も、劣化によってゆるみやすくなります。給水管付近から水が漏れているようであれば、接続部のナットをギュッと閉めてみてください。給水管付近からの水漏れであれば、これだけで直ることも多いはずです。

放っておくのは絶対にやめましょう！

面倒だからといって、床下の水漏れを放置しておくのはとても危険なことです。漏水を修理せずに放っておくと、以下のような二次被害が起こる可能性も考えられます。

【床材などが腐食する】
湿った床をそのままにしておくと、次第にカビが生え、床材が腐食をはじめます。腐食して耐久性を失った家は、地震などをきっかけに倒壊してしまうこともあるでしょう。

【シロアリ被害に遭う】
湿った場所を好むシロアリにとって、床下水漏れを起こしている家ほど快適な住処はありません。シロアリが住みつくと、家はボロボロになり、耐久性も急速に低下します。

【漏電事故が発生する】
電気配線がある場所で水漏れが起きると、漏電事故に発展するおそれもあります。火災につながることもあり、大変危険です。

【水道代が高騰する】
水漏れを放置していると、当然ですが水が流れ続けることになるので、水道代がかさんでしまいます。水漏れの規模によっては、とんでもない金額の水道代を請求されてしまうこともあるでしょう。

このように、床下の水漏れを放置しておくことにはたくさんのリスクがあります。もし床下から水漏れが発生していた場合は、早急に業者を呼び、対処をお願いしましょう。

弊社「水漏れ修理お助け隊」にご相談いただければ、全国にある数多くの加盟店の中から、お客様のご自宅にもっとも早く駆け付けることができる業者をお探しすることが可能です。無料相談窓口では年中無休・24時間体制でお客様からのお電話を承っております。どうぞお気軽にご連絡ください。

床下の水漏れ修理の費用相場

床下水漏れを発見したら、一刻も早く水道修理業者に修理を依頼することが大切です。しかし、床下水漏れはそうそう起こるものではありませんので、「どのくらいの費用がかかるのだろう？」と不安に思っている方もいるでしょう。

床下水漏れは、その原因によって修理費用が異なります。ここでは、床下水漏れの費用相場を、原因別にご紹介しましょう。

床下の水漏れが「キッチン」で起きている場合

被害が起きているのがキッチンの床なら、水漏れ原因はシンク周りにあると考えられるでしょう。キッチン床下の水漏れ修理を業者に依頼する場合、費用の相場は以下のとおりとなります。

• シンク下の排水ホース交換：5,000円～
• シンクの排水栓交換：8,000円～
• シンクの排水栓パッキン交換：6,000円～

なお上記料金はあくまで作業料です。業者によって、交換用の部品代や夜間料金などが別途追加されることもあるのでご注意ください。

床下の水漏れが「洗面所」で起きている場合

洗面所の床下で水漏れが起きている場合、修理費用の相場は以下のとおりとなります。

• 止水栓交換：8,000円～
• S字トラップ交換：10,000円～
• 排水トラップ交換：3,500円～
• シングルレバー混合栓交換：10,000円～

なお上記料金はあくまで作業料です。業者によって、交換用の部品代や夜間料金などが別途追加されることもあるのでご注意ください。

床下の水漏れが「風呂」で起きている場合

水が染み出しているのが浴室の床下なら、水漏れ原因はお風呂場の蛇口付近にあると考えるのが自然です。お風呂場の床下で水漏れが起きている場合、修理費用の相場は以下のとおりとなります。

• 2ハンドル混合栓のパッキン交換：3,500円～
• 混合栓自体の交換：10,000円～

なお上記料金はあくまで作業料です。業者によって、交換用の部品代や夜間料金などが別途追加されることもあるのでご注意ください。

床下の水漏れが「トイレ」で起きている場合

トイレの床下で水漏れが起きている場合、修理費用の相場は以下のとおりとなります。

• 水栓レバー交換：5,000円～
• ボールタップ交換：8,000円～
• ゴムフロート交換：3,000円～
• オーバーフロー管交換：8,000円～

なお上記料金はあくまで作業料です。業者によって、交換用の部品代や夜間料金などが別途追加されることもあるのでご注意ください。

料金は変動することに注意

各業者が公開している費用は、“基本料金”である場合はほとんどです。実際は、この基本料金に“出張料”や“交換部品代”が上乗せされることになります。どこまで基本料金に含まれて、どこから含まれないのかは業者によって異なるので、具体的な金額を知りたい場合は必ず事前に見積りを依頼するようにしましょう。

正確な料金を知る方法

水漏れ修理を依頼する場合、できれば安い業者に依頼したいものですよね。しかし1社だけに見積りを依頼したのでは、その業者が本当に一番安いのか、判断するのも難しいでしょう。

そこでおすすめなのが、“複数の業者から相見積りを取る”という方法です。相見積りを取得することで、どの業者の費用が一番安いのか、どの業者のサービスが一番充実しているのかが、一目瞭然となります。正確な料金相場も見えてくるでしょう。

ただ一方で、床下水漏れなどは一刻を争う事態ですので、悠長に相見積りを取っている時間はないかもしれません。そういった場合は、ぜひ弊社「水漏れ修理お助け隊」にご連絡ください。

弊社にご相談いただければ、全国に多数抱える加盟店の中から、もっともコストパフォーマンスに優れた業者をお探しし、ご紹介することが可能です。現地調査やお見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

床下の水漏れ修理を依頼する場合に気をつけること

床下の水漏れは、そう頻繁に起きるものではありません。「この程度の水漏れ修理を業者に依頼してもよいものなのか？」「依頼する場合、どういった業者にお願いすればよいのか？」と悩んでしまう方も少なくないでしょう。

そこで、ここからは業者に依頼すべきケースなのかそうでないかの判断基準や、優良業者の選び方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

業者に依頼すべきケース

床下水漏れの原因が明白で、かつ部品の交換だけで済むような場合であれば、自力で修理することもできるでしょう。しかし多くの場合、床下水漏れの原因を自分で特定するのは難しいものです。水漏れ原因がわからない場合や、ホームセンターで売っていないような部品の劣化が原因である場合は、迷わず業者に修理を依頼しましょう。

プロの修理業者なら、交換用の部品を用意してくれるのはもちろん、作業もスピーディです。再発予防策も講じてくれるので、安心してお任せすることができます。

優良業者の選び方

せっかくお金を支払って修理を依頼するのであれば、なるべく優良な業者にお願いしたいですよね。床下水漏れの修理業者を選ぶ際は、以下の点に注目して探してみるとよいでしょう。

【見積り内容をしっかり確認する】
見積り内容が不明瞭な業者は、あとから色々と理由をつけて追加料金を請求してくることがあります。一方で、見積り内容がはじめから明確でわかりやすい業者というのは、追加料金などを請求される心配があまりありません。こうしたことを判断するためにも、見積り内容はしっかりと確認することが大切です。

【施工実績や口コミを確認する】
ホームページなどに載っている施工実績も、優良業者を見極めるための重要な判断材料となります。施工実績が多い業者であれば、それだけたくさんのお客様から依頼を受けているということであり、信頼できる可能性が高いでしょう。また、依頼者の口コミ情報などを参考にしてみてもよいかもしれません。

【対応が丁寧かを確認する】
電話で問い合わせをしたときの受付スタッフの対応が丁寧であったかどうかも、優良業者を見極める際の参考となります。受付スタッフの対応が丁寧ということは、社員ひとりひとりにまで教育が行き届いている会社であると考えられるからです。そういった業者は作業スタッフの研修にも力を入れていて、修理も丁寧におこなってくれると想定できます。

上記の観点で探せば、業者選びに失敗することはほぼないでしょう。なお「それでもやっぱり、自分で業者を探すのは不安」「業者を比較・検討している時間がない」という場合は、弊社「水漏れ修理お助け隊」にご相談ください。

弊社がご紹介するのは、上記の条件をクリアしている優良な業者ばかりです。無料相談窓口では年中無休・24時間体制でお客様からのご相談を承っておりますので、早朝でも深夜でも、いつでもお気軽にご連絡ください。スタッフ一同、お客様からのお電話を心よりお待ちしております。