トイレのレバーが折れた!交換方法を解説|突然のトラブル対処法

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トイレのレバーが折れた!交換方法を解説|突然のトラブル対処法

トイレのレバーが折れた!交換方法を解説|突然のトラブル対処法

「トイレのレバーを押しても、空回りして水が流れない」、「トイレレバーが外れてきてしまった」。このようなトラブルによってトイレが流せなくなってしまったら、すぐに直さなければ普段の生活に支障をきたします。トイレの命ともいえるレバーは、トイレを流すうえで必要不可欠な部品ですので、不具合が起こったら早めに取り替えましょう。

トイレレバーで問題が起こったとき、自分で直すことができたらいいですよね。トイレレバーは、折れてしまっても、材料を買いそろえれば自分で修繕することができる部分です。この記事ではトイレレバーが折れたときの交換方法や、レバーがからまわりしてしまうときの原因の見つけ方や対処法までご紹介していきます。

トイレのレバーが折れた!交換方法を解説

トイレレバーの修理のときは、まずトイレタンク内の様子をみて交換するための部品を買いそろえ、交換作業をするというのが手順になります。トイレレバーは身近な場所で購入でき、原因を把握すれば自分で直せる部品です。トイレレバーを交換する際のポイントを、確認してきましょう。

トイレレバーはどこで購入できる?

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トイレの部品は、ホームセンターで購入することができます。また、インターネットの通販で扱われている場合も多いので、一度調べてみるといいでしょう。購入する際の価格の目安としては、およそ1,000円から購入することができます。

交換作業の前に必ず止水栓を閉めよう

トイレレバー交換のときは、必ず止水栓を締めてから作業しましょう。止水栓とは、水道からトイレへと水が供給されている元栓のことです。これを締め、作業中に水が流れることがない状態にしてから作業することが、トイレの修理をするときの前提です。

トイレレバーの交換手順

止水栓を締めたら、作業開始です。これからご説明する手順1から順番に読んでいただければ、交換作業のあらましや注意点が確認できます。

【手順1】タンクを開ける
まず、交換作業の準備として、トイレタンクのフタを開けて内部の状態を確認しましょう。タンクの開け方は、トイレ自体の形状により異なります。手洗い管つきのトイレタンクの場合は、タンク本体とフタの間がナットで固定されていることがあります。また、フタを取った後にカバーがついている場合もありますので、これらの取り外しはできるだけトイレの取り扱い説明書を確認したうえでおこないましょう。

【手順2】タンク内部の状態を確認
レバーが折れると、トイレレバーが空回りするようになります。しかし空回りするときには、水を流すときに重要な「チェーン」という部品が原因になっている場合もあります。レバーの折れが原因か、それともチェーンが原因なのかは、タンク内の次のみっつのチェックポイントをみて見極めます。

  • トイレレバーが折れているとき:レバーが原因
  • チェーンがちぎれているとき:チェーンが原因
  • トイレレバーの先端が壊れて、チェーンが外れているとき:レバーが原因

トイレレバーが折れている場合は、内部に突き出しているレバーの軸が折れ、タンク内部に沈んでいることがあります。このような状態であれば、必要な対処はレバーを交換する作業です。

レバーの先端からはチェーンという部品が繋がっています。チェーンは、タンクの下部で水をせき止めている「フロートバルブ」という栓とレバーをつないでいて、レバーが動くと栓が抜けて水が流れる構造になっています。レバーに異常がなく、チェーンがちぎれている状態であれば、チェーンの交換をしましょう。詳しくは「ほかにもあるトイレレバーのトラブル」の章をご覧ください。

ただし、チェーンがレバーの先端の破損によって外れてしまっている場合は、レバーの交換が必要です。レバーの先端で鎖をつなぐ「フック」という部分が壊れているのなら、レバーの交換で対応します。

【手順3】レバーを取り外す
レバーはタンクの壁面にナットなどで固定されています。また、レバーの先端にはチェーンが取り付けられているので、これを外してから、レバー全体を取り除きます。水があって作業がしづらければ、フロートバルブを外して水を流してから作業するとよいでしょう。

レバーには長さの違うものなどがありますので、新しいものは取り外したレバーの形状に合ったものを用意します。レバーを取り外したら、後は新しいレバーを取り付けるだけです。

【手順4】新しいレバーを取り付けてタンクのふたを閉める
新しいレバーの取り付けは、まずレバーを元々レバーがついていた穴に通し、それをナットで固定します。そしてレバーの先端にチェーンを取り付ければ、完成です。できたら一度動作の点検をします。

動作の点検は実際に水を流しておこないますので、タンクのフタを閉めて、止水栓を開きましょう。そのうえで、以下の点をチェックしてみてください。

・レバーがしっかり動くかどうか
動きが悪い場合は、レバーの取り付け方を再確認しましょう。説明書などをよく確認し、取り付けをやり直してみてください。またチェーンの長さを調整してみるのもよいでしょう。

・タンクへの給水は適量で止まるか
タンクへの給水量が多い場合は、タンク内部の部品の状態が作業前と変わっていることが考えられます。給水量や排水量には浮き玉やフロートバルブ、オーバーフロー管といった部品が関わりますので、状態を確認しましょう。

・手洗い管つきのトイレの場合、手洗い管に水が流れるか
手洗い皿水が出てこないときは、水を供給する管が手洗い管に正しく接続できてきない場合があります。カバーの取り外しのときに誤った設置をしていることが考えられますので、もう一度外して確かめてみましょう。

トイレのレバーがタンク内で折れてしまったら?

レバーが内部で折れている場合も、慌てずに水を抜き、レバーを交換することで対応します。折れてタンク内部に落ちているレバーを回収し、新しいものと交換するのです。レバーの交換方法は、「トイレレバーの交換手順」で紹介したのと同じ手順でできますので、参考にしてください。

トイレレバーの交換を依頼するといくらかかる?

トイレレバーが折れたかなと思ったら、まずは原因を見極める必要があります。チェーンの問題である場合もあるので、この見極めは大切です。また、交換にあたってはトイレに合ったレバーを選ぶ必要もありますので、その2点をとくに注意してください。

トイレのトラブルで困ったときは業者に相談してみるのもひとつの手段です。業者なら、原因を把握したうえで適切に対応してくれます。費用に関しては気になるところですが、実際に業者に相談することでかかる料金を聞き、検討することができます。水漏れ修理お助け隊では提携業者へのご依頼に関するご相談を受け付けておりますので、ぜひ気軽にご相談ください。

レバーを交換してもらうまでの排泄物の処理方法

レバーの交換作業の内容については具体的な想像ができたと思いますが、実際にこの作業をするときに、便器内に流すことができずに残ってしまった排泄物があると厄介です。トイレレバーが折れたときにはタンクの水を使って水を流すことができませんので、ある別の方法を使って流すことになります。以下で確認してみましょう。

作業前の注意点:つまっているときはやらないこと

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トイレがつまっているときは、この作業をすると水があふれてしまうことがあるので、やらないようにしてください。つまりに関してはラバーカップなどを用いて、対処しましょう。

排泄物を一時的に流す方法

流すことができず便器に残ってしまった排泄物は、バケツなどで準備した水を便器に流し込むことによって、レバーを使わなくても流すことができます。これは、トイレが流れる仕組みを利用した方法です。バケツで水を入れ便器内の水位が多くなると、便器内の水と便座の下にある配管の中の水が、加わった水の重さで押し出されて流れてゆくのです。こうした方法の詳しい手順を、ご説明します。

・準備するもの
バケツとゴム手袋を用意し、飛び跳ねを防ぐために新聞紙や雑巾も用意します。バケツ一杯の水をくんでおきましょう。

・作業の手順
まずは新聞紙を床や壁に敷きつめ、飛び跳ねによる汚れを防ぎます。次にバケツの水をゆっくりと便器の中に入れ、流れてゆくのを待ちます。一度流れたら、もう一度バケツ一杯分の水を流しておきましょう。

これはあくまで一時的、折れたレバーは早めの修理を!

この対処方法は、一時的な緊急用の流し方です。本来はトイレタンクの「水を貯めて便器に送り出す」、という働きをバケツで代用している流し方だといえばわかりやすいかもしれません。折れたレバーは、いずれは交換する必要がありますので、早めに修理してしまったほうがよいでしょう。

業者が来るまでの時間や、自分で直すまでにトイレを使う必要があるときは、この方法は便利です。しかし、業者であれば迅速に駆け付けてくれるので、この流し方を実践するまでもないかもしれません。こちらの対処方法は、あくまでレバーが壊れて流せないときの緊急用の流し方として、覚えておきましょう。

ほかにもあるトイレレバーのトラブル、困ったときはどうする?

トイレレバーに関するトラブルは、レバーが折れてしまうことだけではなく、さまざまなものがあります。点検してみて、レバーに故障はないのに流れ方に異常がみられる場合は以下の例を参考に対処してみてください。

トイレレバーのトラブル例と修理法

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トイレレバーに関してよくあるトラブルにはふたつのタイプがあります。ひとつには「レバーが戻らない」というトラブル、もうひとつが「レバーが空回りしてしまう」というトラブルです。空回りに関しては、トイレレバーが折れたときにも似た症状ですが、原因がレバーそのものにない場合もあります。それぞれどうやって対処していけばいいのか、みていきましょう。

・レバーが戻らない
レバーが戻らない原因には、チェーンが短すぎる場合や、チェーンにものが絡まっている場合、またフロートバルブの異常が考えられます。チェーンが短いと、水を流した後にチェーンが必要以上に張ってしまい、フロートバルブが閉じるまでに時間がかかったり、完全に閉じずにレバーが戻らない状態になったりします。このような状況は、タンクにペットボトルなどを入れているときに、ペットボトルにチェーンが絡まることでも発生することがあるものです。

また、フロートバルブの位置がズレることによっても、レバーが戻らなくなることがあります。それ以外にも、レバーの回転する部分に水垢などが溜まっているためレバーが戻らないこともあります。そのため、レバーが戻らないときはレバー自体もチェックしてみましょう。

・レバーが戻らないときの対処法
レバーが戻らないときは、フロートバルブの位置を調整し、ズレている場合は位置を戻します。チェーンが短いときはより長いものに交換し、タンクの中のものに絡まっているときはチェーンの絡まりを解消してあげましょう。レバーについた汚れが原因でレバーが戻らないのであれば、汚れを取り除いたりレバーを新しいものへ交換したりして対応しましょう。

・レバーが空回りする
レバーが空回りするときは、チェーンがちぎれている場合やチェーンが長すぎる場合、またフロートバルブの位置がズレている場合があります。チェーンのちぎれは鎖自体が切れることによって起こることもありますが、フロートバルブとのつなぎ目の部分が外れることでも起こります。また、レバーが折れていないとしても、ゆがむことで回転の軸がズレてしまうのも、レバーが空回りする原因のひとつです。

・レバーが空回りするときの対処法
チェーンのちぎれは、チェーンもしくはチェーン付きのフロートバルブの交換で対処することができます。また、鎖の長さを調整することでも改善することがあります。レバーがゆがんでいる場合は、レバーを交換してみましょう。

トイレレバーの故障が水漏れに繋がることも…

トイレレバーの故障によりレバーが戻らなくなると、タンクの水が便器へと勝手に流れ続けて止まらなくなってしまうことがあります。このようなことになると、水が絶えず使われてしまうため水道使用量が増えてしまいます。また、水漏れはカビや臭いの原因になるので放っておくことはおすすめできません。

トイレレバーの故障に気がついたら、すぐに修理をしたほうがよいといえます。この記事で紹介した修理方法を読んで自分で修理できると思ったらご自分で修理するのもよいですし、作業が難しそうだと思う場合は業者に相談しましょう。トイレレバーの故障には、早めの対処が大切です。

水漏れに気付いたら早めに修理しよう

スピーディーな対処が必要なトイレのトラブルは、業者に依頼するとスムーズに解決できます。業者選びのときにとくに大切なポイントは、「明瞭な見積りが受けられる」「対応が早く、きちんとしている」「作業の実績がある」ということです。

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