お風呂のシャワーからお湯が出ない原因と修理方法を症状別に解説！

シャワーのお湯が出ないときの原因はさまざまです。お湯が出ないといっても、「お風呂のお湯だけで出ない」「ほかの場所でもお湯が出ない」「お湯も水も出ない」といった症状ごとによって原因が異なります。

本コラムではシャワーのお湯や水が出ない原因と対処法を症状ごとに解説しています。まずは症状別に原因を確かめ、自分で修理もしくは業者に依頼して直してもらいましょう。

【シャワーのお湯が出ない】症状1.お風呂のお湯だけ出ない

お風呂のお湯だけ出ない場合は、給湯器もしくは蛇口に問題があるかもしれません。給湯器に問題がある場合、笛のような音がしたり、黒い煙が出たりします。蛇口に問題がある場合、混合水栓の温度調節バルブが故障しているおそれがあります。まず給湯器に異常がある場合の対処法について見ていきましょう。

対処法1.給湯器の異常は業者に相談

給湯器に異常があるかどうかを判断するためには、まずブレーカーを確認してみてください。ブレーカーが落ちていれば電気が流れていないだけであり、給湯器の故障ではありませんので、ブレーカーのスイッチを入れてあげましょう。

ブレーカーが落ちていなければ給湯器のコンセント、リモコン、温度設定を確認しましょう。コンセントがきちんとささっていない、リモコンのスイッチが入っていなかった、温度設定が低すぎたといった場合も給湯器の故障ではありません。

これらすべてを確認しても、お風呂のお湯だけ出ないのであれば、給湯器もしくは蛇口に異常があるおそれがあります。給湯器に異常があれば自分で修理することは難しいので、業者に相談しましょう。

対処法2.蛇口の故障は自分で修理してみる

混合水栓の温度調節バルブが故障している場合、自分で修理することができます。自分で修理する場合は、温度調節バルブを購入して交換してみてください。

お風呂のお湯だけお湯が出ないのはなにが原因だった？

お風呂のお湯だけ出ない原因が給湯器の給水フィルターのつまりである場合、フィルターをこまめに掃除することによってトラブルを防ぐことができます。蛇口の故障の場合、水栓金具が壊れているのかもしれません。その場合、水栓金具を修理・交換することによってトラブルを防ぐことができます。

もし、お風呂のお湯だけ出ない原因がわからない場合は、弊社にご相談ください。弊社に加盟している業者は全国います。どのような場所でもすぐにかけつけますので、まずはお電話ください。

【シャワーのお湯が出ない】症状2.ほかの場所でもお湯が出ない

お風呂以外の場所でもお湯が出ないときはガス漏れもしくは給湯器に問題があるかもしれません。給湯器でお湯をわかすためには、水・ガス・電気が必要だからです。

ガスが漏れている場合、ガス特有の臭いがします。給湯器に問題があれば、お風呂だけでなく、お風呂以外のほかの場所でも熱いお湯が出ないといった症状が出ます。ガス漏れが起きているときは次のような対処が必要になります。

対策1.ガス漏れの修理はガス会社へ連絡

ガス特有の臭いがしたら、ガス漏れのおそれがありますので危険です。まずは換気のために慌てずにゆっくり窓を開けましょう。換気扇で換気するのは避けましょう。換気扇のスイッチを押すと静電気が発生して、ガスに引火するおそれがあるからです。換気をしたら、ガス漏れの修理が必要です。できるだけ早くガス会社へ連絡しましょう。

ガス特有の臭いがしない場合は、ガスが止まっている可能性が高いです。大きな地震などがあると安全のためにガスが止まることがあるのです。ガスメーターの復帰ボタンを押して約3分待つとガスが使えますが、不安な場合は、ガス会社に連絡したほうがよいでしょう。

対策2.給湯器の異常は業者に相談

ガス漏れをしていない場合にもかかわらず、お湯が出ないことがあります。この場合キッチンのガスコンロが使えるか確認してみましょう。使えるのであれば、給湯器に異常があるかもしれません。もし給湯器に異常があるときは業者に相談しましょう。

ほかの場所でもお湯が出ないのは何が原因だった？

業者に相談しても給湯器に異常が見つからなければ、水栓の故障が原因かもしれません。水栓が故障している場合は、修理するか水栓ごと新しいものに取り換える必要があります。自分で修理することもできますが、手間と時間がかかりますし、確実に直るとは限りません。

自分で修理することに不安がある方・面倒な方は弊社にご相談ください。弊社では24時間365日電話を受けつけており、深夜でも早朝でもすぐに対応することができます。ぜひ一度お電話ください。

【シャワーのお湯が出ない】症状3.お湯も水も出ない

蛇口やシャワーからお湯が出ない、水も出ない場合、さまざまな原因が考えられます。その代表的な原因として、止水栓が開いていない・給湯器と接続する配管内の水の凍結・断水を挙げることができます。ここでは、各原因に対する対処法をご紹介します。

対策1.止水栓が閉まっていれば開ける

お湯も水も出ないときは、止水栓が閉まっているかもしれませんので、確認してみてください。止水栓の場所は屋外と屋内の蛇口の周辺にあります。屋外の場合は、一般的に水道メーターの隣にあり、元栓とも呼ばれることがあります。

台所の止水栓は通常シンクの下、洗面台も同様に洗面台の下にあり、下の扉を開けると見つけることができるでしょう。お風呂場の止水栓は水栓と壁を接続している場所のあたりにあります。

止水栓が閉まっていれば開けて水・お湯が出れば問題ありません。三角形のハンドルが付いていればそれを左に回し、なければマイナスドライバーを使って左に回すと開くでしょう。

対策2.凍結していたらお湯をかける

外気温が0度以下になると給湯器の配管内にある水が凍結するおそれがあります。配管内の水が凍結していたら、まず給湯器の運転スイッチをオフにしてください。電源をつけたままにすると漏電するおそれがあります。

そして自然に解凍されるのを待ちましょう。お湯をかけるなど無理やり解凍すると、配管が破損したり、給湯器が故障するおそれがあります。

ただし、給水元栓の凍結が原因である場合は、お湯をかけて解凍しても問題ありません。お湯をかけるときは給水元栓にタオルをまきます。そのタオルに約30度～40度のお湯を少しずつかけてください。

解凍したら、必ず給水元栓についているお湯を残らず乾いたタオルでふきとってください。お湯が残っていると冷えて再び凍結するおそれがあります。

対策3.急に断水したら復旧まで待つ

止水栓が開いており、外気も氷点下ではないにもかかわらず、お湯も水も出ないときは断水している可能性が高いです。水道工事など計画的な断水であればあらかじめチラシやハガキでお知らせしています。郵便受けなどの中にチラシやハガキがないか確認してみましょう。

急に断水した場合は、所定の連絡先に問い合わせれば担当者が教えてくれます。断水しているのであれば復旧まで待つしかありません。

お湯も水も出ないのは何が原因だった？

お湯も水も出ないおもな原因には止水栓の開け忘れ・給湯器に接続している配管内の水の凍結・断水があります。凍結に関しては、蛇口から少量の水を流しっぱなしにすることで予防することができます。

もしお湯も水も出ない原因がわからないのであれば、業者に相談することをオススメします。どの業者を選べばよいかわからないときは弊社にご相談ください。弊社に加盟している業者であれば、どのような原因であっても突き止めて、お湯と水をだせるように対処することができます。ぜひ一度ご連絡ください。