シャワーヘッドから水漏れ!原因と修理方法を確認して早めに対処を!
お風呂のシャワーヘッドから水漏れしたら修理しなければならないのかと、不安になるかもしれません。もしシャワーヘッドから水漏れしたときは、まず、原因を特定して、的確に対処していくことが大切です。
今回のコラムでは、シャワーヘッドの水漏れ修理の前に、水漏れの原因を特定する方法を紹介します。さらに、シャワーヘッドの水漏れの原因別に、おすすめの修理方法をまとめました。シャワーヘッドの水漏れでお悩みの人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
シャワーヘッドからの水漏れ!原因と確認方法
シャワーを止めているのに、シャワーヘッドから水漏れしてくる原因は、おもに3つあります。ここでは、シャワーヘッドの水漏れの原因を紹介していきます。
【原因1】残留水がある
シャワーヘッドからぽたぽた水が垂れてくる場合に考えられるのが、シャワーヘッドの内部に水が残っているパターンです。このように、シャワーヘッドが劣化していなくても、水が漏れてくるケースもあります。
シャワーヘッドの残留水を確認するには、シャワーヘッドの接続部分を「反時計回り」に回して外してみてください。シャワーヘッドの中に残留水がある場合は、水を捨て、パーツをはめ直してみましょう。残留水を捨てて水漏れが解決するようであれば、修理の必要はないといえます。
ただし、シャワーヘッドを外したときにホースから水があふれてきたり、シャワーヘッドの根元から水漏れしたりしているときは、別の箇所に水漏れの原因があると考えられます。残留水を捨てても改善しない場合は、次の項目をご覧ください。
【原因2】シャワーヘッドの取り付け部分の劣化
シャワーヘッドの取り付け部分が劣化していると、シャワーホースとシャワーヘッドの接続部分あたりから水漏れすることがあります。シャワーヘッドの取り付け部分にはゴムパッキンがはめてあり、水漏れを防ぐのに役立っています。しかし、ゴムパッキンが劣化すると、水が漏れてしまうことがあるのです。
ゴムパッキンの劣化を調べるときは、シャワーヘッドを外して実際に触れたり、目で見たりしてみましょう。劣化したゴムパッキンは、もろくなっている場合が多いようです。また、指にゴムパッキンの色がついたり、ひび割れたりしていることもあるでしょう。
ゴムパッキンの劣化があった場合は、自分でパーツの交換をすることもできます。詳しい方法は次の章をご覧ください。
【原因3】蛇口・水栓のバルブの劣化
シャワーヘッド内の残留水や、シャワーヘッドのパッキンの劣化などが原因でない場合、シャワーがついている蛇口や水栓バルブが劣化しているおそれがあります。シャワーヘッドを上向きにしても水漏れが止まらないときは、蛇口の劣化を疑ってみてもよいかもしれません。
浴室の蛇口や水栓のパーツはホームセンターや通販などでも手に入れることができるため、DIYで直すことも可能です。しかし、自分で直す場合には専用の工具や知識が必要になります。
蛇口の修理をするときは、ぴったりとはまるパーツを購入しないと、すき間から水が漏れてくることもあります。水はわずかなすき間からでも漏れてしまうので、シャワーヘッドの水漏れ修理をするときも、細心の注意が必要です。
そのため、シャワーヘッドを直したいときは、水漏れ修理の業者に相談するのがおすすめです。弊社では、経験豊富な加盟業者を、お客様の希望に合わせて紹介しています。水漏れ修理業者を探すときは、ぜひご相談ください。
原因別の対処方法
ここからは、シャワーヘッドの水漏れの原因ごとに、対処法を紹介していきます。シャワーヘッドの水漏れでお困りの人はぜひ試してみてください。
【対処方法1】残留水がある場合
先ほども紹介したように、シャワーヘッドの中に水が溜まっていると、ぽたぽたと漏れてくることがあります。この場合は、シャワーヘッドや蛇口が故障しているわけではないので、水を捨ててしまえば症状がおさまるかもしれません。
シャワーヘッドの残留水を抜くには、シャワーヘッドをホースから外すだけです。シャワーヘッドは付け根の部分を回すとホースから外すことができます。そのあと、逆さにして内部に溜まった水を捨てておきましょう。
【対処方法2】シャワーヘッドの取り付け部分が劣化している場合
シャワーヘッドとホースのつなぎ目から水漏れしている場合は、シャワーヘッドの取り付け部分が劣化していることが疑われます。その場合は、シャワーヘッドの取り付け部分にある部品を交換する必要があるでしょう。
シャワーヘッドの取り付け部分には、ゴムパッキンがはめられています。ゴムパッキンは経年劣化によってぼろぼろになったり、割れてしまったりすることがあります。そのような状態になっていたら、ゴムパッキンを交換しなければなりません。
ゴムパッキンはホームセンターや通販などで購入することができます。ここで大切なことは、同じサイズのゴムパッキンを用意するということです。規格の違うゴムパッキンをつけてしまうと、すき間が生じて水漏れが解消しないということも考えられます。そのため、適当なゴムパッキンをつけないように気をつけてください。
シャワーヘッドが劣化している場合は、シャワーヘッド本体を交換することもできます。シャワーヘッドもホームセンターや通販で購入することが可能です。節水タイプなどの機能性の高いシャワーヘッドもあるので、お好みに合わせて選んでみてください。
【対処方法3】蛇口・水栓のバルブが劣化している場合
蛇口や水栓のバルブが劣化している箇所がわかれば、自分で修理することもできます。例えば、水漏れの原因として考えられるのが、蛇口と配管のつなぎ目にあるナットのゆるみです。
ナットとは、六角形で内側がめねじの役割をする筒状の部品です。ナットは通常、しっかりと締められていますが、時間とともにゆるんでくることがあります。ナットがゆるんでいるようであれば、六角レンチなどの工具で締めると水漏れが解決することもあります。
また、シャワーヘッド同様、蛇口内部のゴムパッキンが劣化しているケースもあります。自分で交換する場合は、同じサイズと形のものを選ぶように注意しましょう。
ほかにも、蛇口内部のカートリッジが劣化して、水漏れを起こしていることもあるようです。このように、蛇口を分解してパーツを交換しなければならない場合は、初心者には対処が難しいこともあります。
水漏れ修理をするときは、規格にあったパーツや、専門の工具を揃えなければなりません。普段、工具を使わない人はそれだけでも手間がかかるものです。また、蛇口の修理は自力で無理におこなうと、上手くいかずに水漏れが直らないこともあるかもしれません。
そのため、水漏れの原因が蛇口や水栓にある場合は、プロの業者に相談するのがおすすめです。実績豊富な業者であれば、的確に水漏れの原因を突き止め、シャワーヘッドの水漏れを修理することができます。無料で見積りをとることもできるので、お気軽にご相談ください。
修理が面倒……それでも放置はしないで!
シャワーヘッドの水漏れに修理が必要だとわかったとしても、面倒でなかなか対処できないこともあります。しかし、シャワーヘッドの水漏れを放置することには、デメリットしかないので注意が必要です。
シャワーヘッドの水漏れ修理が面倒で対処に困っているという人に向けて、デメリットのほかに業者による修理の費用相場についてもまとめました。自力で直すのが難しい人は、ぜひ最後までご覧ください。
放置することにはデメリットしかない
シャワーヘッドの水漏れは、大量の水があふれているわけではないので、「すぐに修理しなくてもいいか」と後回しにしてしまうかもしれません。しかし、ぽたぽた水が垂れている程度であっても、水漏れを放置することにはさまざまなリスクが潜んでいます。
まず、第1に水道料金が高くなってしまうという点です。東京都水道局のホームページによれば、わずか1mmほどのすき間であっても、水道料金が約2,000円も増えることが紹介されています。水道料金は自治体によって異なりますが、水漏れを放置していると、水道料金が高くなることには変わらないので、はやめに修理するほうがよいでしょう。
次に考えられるリスクが、浴室にカビが生えやすくなるということです。窓や換気扇によって換気していても、常に水が漏れ続けている浴室には湿気がたまりやすくなってしまいます。また、浴室の周辺に湿気がたまると、じめじめした環境を好むシロアリを寄せ付ける原因にもなりかねません。こうした二次被害を防ぐためにも、はやめに水漏れを修理しましょう。
ほかにも、水漏れを放置した結果、マンションの階下に漏水してしまうというリスクもあります。集合住宅では、ほかの部屋に漏水すると家財の補償などの責任が発生することもあります。
そうすると、水漏れ修理の費用とは比較にならないほどの出費になってしまうかもしれません。また、水漏れによって住民同士のトラブルが発生するおそれもあるので、はやく対処しておくことが大切なのです。
水漏れの修理は大変だと感じるかもしれませんが、放置することでさまざまな問題が起きるおそれがあります。自力で修理するのが難しいから放置しているという場合は、水漏れ修理の業者に依頼して、はやめに直してしまいましょう。
水漏れの修理はプロに任せよう!
水漏れは、修理する箇所によっては経験や知識が必要になることもあります。また、専用の工具を使用するケースもあるでしょう。そのため、初心者が自分で修理しようとすると、手間がかかるだけでなく、想定外のコストがかかることもあります。
また、自分で修理しようとすると、上手くいかないこともあるかもしれません。その点、水漏れ修理の業者に依頼すれば、手早く確実に水漏れを止めてくれるでしょう。
水漏れ修理を業者に頼むとなると、DIYよりも費用は高くなるかもしれません。しかし、手間や道具を揃えるコスト、確実に水漏れを直す技術の有無を考えると、業者に依頼するのが安全で確実な方法だといえるのです。費用相場については、次の項目で紹介しています。ぜひ検討してみてください。
プロに依頼したときの費用の目安
プロの水漏れ業者に依頼したときの費用は、どのパーツを修理するかによって変動します。以下は、費用の一例です。
- シャワーヘッドの交換……2,500円~5,000円
- ゴムパッキン交換……2,500円~5,000円
- シャワーホース交換……8,000円~10,000円
- 蛇口(混合水栓)交換……15,000円~20,000円
これらの作業料のほか、部品の費用や、出張費用などがかかることがあります。詳しい費用については、事前に業者から無料で見積りを出してもらって確認しましょう。
見積りについては、一式の金額ではなく、料金の内訳がわかるものをもらうと、費用がわかって安心です。複数の業者を比較したい場合は、弊社から加盟業者をご紹介します。ぜひ、ご相談ください。