排水口（排水溝）のつまり解消法！業者に依頼する前にできることとは

排水口（排水溝）から水漏れが起きてしまうのには、いくつかの原因があります。排水パイプの接続部が緩んでいたり、排水パイプ内でつまりが起きていたりと、その原因はさまざまです。水漏れを放置すると、漏電やカビといった二次被害につながってしまうおそれがあるため、排水口（排水溝）の水漏れは、できるだけ早く対処することが大切です。

ここでは、排水口（排水溝）から水漏れが起きる原因とその対処法から、排水口（排水溝）のつまりを解消する方法、予防方法などについてご紹介します。

排水口（排水溝）から水漏れが起きた場合の対処法

排水口（排水溝）から水漏れが起きた場合、いくつかの原因が考えられます。水漏れは、放置することで漏電やカビにつながってしまうおそれがあるため、できるだけ早く対処することが大切です。

排水口と排水溝の違い

排水口は屋内、排水溝は屋外の排水設備を指しています。しかし、区別して使われることはほとんどないため、排水口（排水溝）は、屋内・屋外両方の排水設備として認識されることが一般的です。また、排水管は排水口から壁や床まで伸びている管のことで、下水管は壁や床の中にある管のことを指しています。

排水口から水漏れが起こる原因と対処法

排水口（排水溝）から水漏れが起こる原因としては、以下のことが挙げられます。

・接続部の緩み
排水口（排水溝）の排水パイプは、部品同士をナットやパッキンなどで固定して設置してあります。この接続部が何らかの理由で緩んでいる場合、そこから水が漏れることがあるのです。そのため、接続部が緩んでいたらレンチを使って締めておきましょう。

・経年劣化
排水パイプは使い続けていると、ひび割れやさびといった経年劣化が起きてしまいます。この経年劣化が原因で、水漏れを引き起こすことがあるのです。一般的に排水パイプの耐用年数は15年程度となっています。そのため、15年以上同じ排水パイプを使っている場合は、一度水漏れ業者に点検を依頼しておいたほうがよいでしょう。

・パイプのつまり
排水パイプにつまりが起きている場合、排水パイプ内で正しく水を流すことができなくなってしまうため、接続部から水漏れを起こすおそれがあります。つまりの原因によって対処法が異なるため、まずはつまりの原因をしっかりと把握することが大切です。

もし、排水口（排水溝）から水漏れが起きて困っているという方は、水漏れ業者に相談してみましょう。水漏れ業者であれば、排水口（排水溝）から水漏れが起きている原因を見つけ出し、原因に合った対処法で水漏れを修理してくれます。

弊社にご相談いただければ、多数の加盟店のなかから、排水口（排水溝）の水漏れ修理に最適な業者をご紹介いたします。また、「早朝から修理してほしい」「祝日に対応してほしい」などのご要望にもお応えすることが可能です。まずは、24時間365日対応となっている弊社コールセンターまで、お気軽にご連絡ください。

排水口（排水溝）のつまりを解消する方法

排水口（排水溝）内でつまりが起きている場合、つまりが起きている原因によって対処法が異なります。まずは、場所別につまりが起こる原因を知ってから、それぞれに適した対処法でつまりを解消するのがよいでしょう。

場所別に見る排水口のつまりのおもな原因

排水口（排水溝）がつまりを起こしやすい場所と原因は、以下のとおりです。

・風呂場
髪の毛、洗いカス、ゴミ

・キッチン
油、食材、食器

・洗面所
洗剤、皮脂

・トイレ
トイレットペーパー、排泄物、異物

排水口（排水溝）がつまりを起こす原因は、髪の毛やゴミといった固形物から、油や皮脂といった汚れが原因となるのです。つまりの解消方法については、以下でご紹介します。

つまりの解消方法1 お湯や薬を流して解消する

たとえばトイレで発生したつまりの原因が、トイレットペーパーや排泄物などのお湯で柔らかくなるものの場合、排水口（排水溝）にお湯を流すことで解消できることがあります。また、キッチンやお風呂場で起きたつまりの原因が、油や皮脂などの汚れの場合、薬を使うことで解消することが可能です。それぞれの方法については、以下のとおりになります。

・お湯を使った方法
つまりを解消するときに流すお湯の温度は、50度程度にしてください。沸騰したお湯を排水口（排水溝）に流すと、排水パイプが傷んでしまうおそれがあります。排水口（排水溝）に向けて高い位置からお湯を流しましょう。高い位置からお湯を流すことで、流すお湯に勢いがついて、つまりを流しやすくすることができるためです。

・薬を使った方法
つまりの解消で使う薬は、キッチン用やお風呂用など、場所によって使えるものが異なっています。そのため、使おうとしている薬剤が、使いたい場所に対応しているものかどうか、薬剤の容器にある注意書きなどを確認してから使うようにしてください。それぞれの薬によって使い方は異なりますが、ここでは一般的な薬を使った方法についてご紹介します。

まずは、つまりが起きている排水口（排水溝）についている部品をすべて外してください。基本的に排水口（排水溝）についている部品は、手で簡単に外すことができます。部品を外し終わったら、排水口（排水溝）内に薬を流し込んでいきましょう。薬を流し込んだら、薬ごとに指定されている時間放置した後、排水口（排水溝）内に水を流して薬を落としていきます。その後、水がつまらず正常に流れるのであれば、作業完了です。

つまりの解消方法2 道具を使って解消する

ゴミや異物といった、基本的に溶かすことのできないものが原因の場合は、道具を使ってつまりを解消することができます。おもな道具については、以下のとおりです。

・ラバーカップ
ラバーカップとは、棒の先端に半球状のゴムカップがついた道具で、排水口（排水溝）にゴムカップを密着させて棒を押し引きすることで、つまったものを引き出すことが可能です。ラバーカップは、ホームセンターや通販などで、500円～1,000円程度で購入することができます。

・真空式パイプクリーナー
真空式パイプクリーナーとは、基本的な仕組みはラバーカップと同じ道具ですが、ポンプがついていることによって、ラバーカップよりも強力な吸引力と圧力があります。そのため、ラバーカップでは解消することができなかったつまりでも、真空式パイプクリーナーを使うことで解消できる場合があります。こちらも、ホームセンターや通販などで、1,000円～3,000円程度で購入することが可能です。

・ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシとは、グリップとワイヤー・ブラシが一体になった道具のことです。ワイヤーの先端についているブラシ部分を排水口（排水溝）内に入れることで、つまりの原因を動かしたり崩したりすることで、つまりを解消することができます。こちらも、ホームセンターや通販などで、500円～3,000円程度で購入することができます。

こんなときは業者に修理を依頼しよう

つまりを解消したのに、水漏れが改善されないことがあります。この場合、つまりだけではなく、排水パイプに原因があることが多いため、排水パイプの修理や交換が必要になるでしょう。業者につまりや排水パイプの修理・交換を依頼したときにかかる費用相場は、症状によって異なっています。以下が、一般的なつまりや排水パイプの修理・交換にかかる費用です。

• つまり：4,000円～
• 排水パイプの修理や交換：1m以内で12,000円～

つまりの場合、症状によって異なりますが、4,000円程度から依頼することができます。排水パイプの修理・交換の場合、1m以内であれば12,000円程度から依頼できますが、1mを超えた場合、1mごとに5,000円～10,000円程度、追加で費用がかかることが多いでしょう。

これらの費用相場に加えて、作業費や出張費などが別途かかることもあります。そのため、詳しく料金を知りたいという方は、業者で見積りを取って確認するのがよいでしょう。

弊社では、現地調査による見積りを無料で承っております。そのため、「正確な料金を知ってから依頼するか決めたい」という方でも、安心して見積りを取っていただくことが可能です。また、最初に見積りで提示させていただいた費用から、原則追加で料金をいただくことはありません。排水口（排水溝）の水漏れやつまりでお困りの方は、ぜひ弊社にご連絡ください

排水口（排水溝）のつまりは予防できる

排水口（排水溝）のつまりは、いくつか予防方法があります。排水口（排水溝）がつまりを起こすと、水漏れにつながるおそれもあるため、あらかじめ予防しておくことが大切です。ここからは、排水口（排水溝）のつまりを予防する方法についてご紹介します。

排水口のつまりを予防する方法

排水口（排水溝）のつまりを予防には、以下のような方法があります。

・お湯を流す
お湯を流す方法は、油を流す機会の多いキッチンに効果的な予防方法です。油が排水口（排水溝）内で固まると、つまりの原因となってしまうことがあります。そのため、50度程度のお湯を排水口（排水溝）内に流すことで、油が固まるのを防ぐことができます。

・水切りネットを使う
水切りネットとは、ネットとゴミ受けの2つから構成されている道具のことです。水切りネットをキッチンや風呂場の排水口（排水溝）に設置しておくことで、水はネットに開いている小さな隙間を通り抜け、ゴミはゴミ受けで受け止めることができます。

これによって、排水口（排水溝）内に異物が流れる危険性を大幅に減らすことが可能です。水切りネットはホームセンターや通販などで、100円～500円程度で購入することができます。

・こまめに掃除する
排水口（排水溝）のつまりを予防するのであれば、普段からこまめに掃除をすることが大切です。排水口（排水溝）に付着しているゴミや汚れを、歯ブラシやスポンジを使って週に1回程度掃除しておくことで、つまりを予防することができます。

はじめは小さなゴミが付着しているだけであっても、時間が経つにつれて対処が困難なほど悪化してしまうおそれもあります。そのため、排水口（排水溝）のゴミや汚れを見つけたら、こまめに掃除しておきましょう。

排水口に流さないように気をつけたいもの

排水口（排水溝）がつまらないようにするためには、排水口（排水溝）に流すものに気をつける必要があります。排水口（排水溝）に流さないように気をつけたいものは、以下のとおりです。

・油
固まってつまりの原因になるため。

・熱湯
排水口（排水溝）や便器が熱でひび割れたり、傷ついたりするおそれがある。

・髪の毛
排水口（排水溝）内で絡まってつまりの原因となるため。

・コーヒーの粉
コーヒーの粉を排水口（排水溝）に流すことで、ほかの油分とくっついてしまい、つまりが悪化する原因となってします。

・小麦粉
小麦粉は水と混ざることで、糊（のり）のような接着性が出てしまうため、排水口（排水溝）内に流すとつまりが悪化するおそれがある。

・シール
シールの粘着力によって、排水口（排水溝）内に張りついて、つまりの原因となってしまう。

日常生活でついつい流してしまいがちなものもあるため、普段から排水口（排水溝）内に流してしまわないように、十分に注意してください。もし、誤って排水口（排水溝）内に流してはいけないものを流してつまりが起きた場合は、水漏れを解決してくれる業者に相談しましょう。業者であれば、つまったものに合わせて適切な処置をおこない、排水口（排水溝）のつまりを解消してくれます。

弊社にご相談いただければ、排水口（排水溝）がつまりを起きている原因を見つけ出し、しっかりとつまりを解消できる業者をご紹介いたします。また、「即日対応してほしい」「突然つまったから深夜に対応してほしい」といったご要望にもお応えすることが可能です。排水口（排水溝）のつまりや水漏れにお困りの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。