排水管の水漏れの応急処置方法！業者の修理料金や水漏れ原因もご紹介

排水管から水漏れしているのに気づいたらまず応急処置をおこないましょう。

たとえ小さな水漏れでも、放置しているといつの間にか被害が拡大してしまうおそれがあります。とくに集合住宅では、下の階に水漏れしてしまうおそれがあるので、早く対処することが大切です。

当記事を参考に、応急処置をして被害の拡大を防ぎましょう。また当記事では排水管の水漏れ原因やその予防法、業者の水漏れ修理料金についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

排水管からの水漏れの応急処置法

排水管の水漏れに気づいたら、まずは以下の方法で応急処置をおこないましょう。

1.濡れた場所を拭く
まずは水漏れして濡れた場所をしっかりと拭いておきます。排水管のまわりや床が濡れたままだと、カビが発生して傷んでしまうおそれがあるからです。

2.水漏れ箇所にタオルを巻く
排水管の水漏れ箇所が目で確認できる場合は、その部分にタオルをきつく巻いておきましょう。もし配管用の補修テープがあるなら、そちらを巻き付けておくのもよいです。

賃貸物件の水漏れは管理会社に連絡を！

賃貸物件にお住まいの方は、応急処置が終わったら、大家や管理会社に連絡を入れましょう。 自己判断で修理して排水管が壊れたり、元に戻らなくなったりした場合、修理費用を請求されるケースもあります。賃貸物件での水漏れは自分だけの問題ではないので、ほかの住人に迷惑をかけないためにも、きちんと対処することが大切です。

ちなみに、大家や管理会社に連絡すると、物件と契約している業者を紹介してくれることが多いです。このような場合は自分で依頼するより費用が安くなることがあります。

水道業者による排水管の水漏れ修理の料金相場

応急処置をしたあとは念のため、水道業者に調査・修理をしてもらうことをおすすめします。根本的な問題を直さないかぎり、再び水漏れが起こるおそれがあるからです。水道業者の排水管の水漏れ修理の料金体系は、以下のようになっています。

• 各業者が定めている水漏れ修理の基本料金+作業に応じた作業料金+部品代や出張費など

水漏れ修理の基本料金は約4,000円～5,000円が相場です。これをふまえて、ケースごとの修理料金の相場を見ていきましょう。

調整作業のみで直る場合

比較的軽度な水漏れで、大がかりな修理作業や部品交換が必要ない場合です。

この場合の料金相場は

• 基本料金/約4,000円～5,000円
• 作業料金/約4,000円～5,000円

合わせて約8,000円～1万円となります。

部品交換が必要な場合

排水管の各部品に劣化や破損が見られる場合です。交換するのはパッキンやカードリッジなどが多く、料金は交換する部品によって異なります。

この場合の料金相場は

• 基本料金/約4,000円～5,000円
• 作業料金/約4,000円～5,000円
• 部品代/約1,000円～

基本料金、作業料金、部品代を合わせて約9,000円～となります。

修理費用を抑えるコツ

排水管の水漏れ修理費用を抑えるコツは、相見積りをとることです。相見積りをとれば、どこがいちばん安いか一目でわかります。さらに相見積りには、業者ごとのサービスや作業内容をいちどに比較できるメリットもあるので、業者選びに迷ったときにも役立つでしょう。

弊社は全国各地のさまざまな水漏れ修理業者と提携しておりますので、お客様のご希望に合わせて、複数の業者をご紹介することが可能です。ご相談のお電話は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

排水管の水漏れ原因から再発予防策を考えよう！

ここからは排水管から水漏れする原因と対策を解説します。排水管の水漏れを繰り返さないためにも、ぜひお役立てください。

【1】排水管や部品の経年劣化

排水管には毎日大量の水が流れています。そのため長く使っていれば、排水管そのものやパッキンなどの部品は自然に劣化します。一般的に、排水管の寿命は約18～24年といわれていますので、これに近づいたり越えたりしたら、いちど業者に点検してもらうのがおすすめです。

【2】排水管の詰まり

排水管の水漏れは排水管が詰まることで発生する場合もあります。たとえば浴室の排水管なら髪の毛や洗剤カス、台所の排水管なら油や食材カスなどが詰まりの原因になりやすいです。

排水管詰まりの対策としては、定期的な排水管の掃除が効果的です。市販の排水管用の洗浄剤を使って定期的に掃除しましょう。また浴室では排水口にネットをつける、台所では油や食材カスをそのまま流さないようにするなどの対策も、合わせておこなうようにするとよいでしょう。

【3】外からの強い衝撃

排水管の水漏れは、外からの強い衝撃が原因になることもあります。外から強い衝撃が加わると、接合部のナットが緩んで水漏れすることがあるのです。たとえば地震や台風などの災害や、誤って固いものをぶつけたときなどが考えられるでしょう。

すでにご紹介した2つに比べると、発生する可能性は低いかもしれませんが、このようなことも原因になると知っておくことが大切です。もし外から強い衝撃が加わるようなことがあったら、排水管が破損していないか、ナットが緩んでいないかなどを確認するようにしましょう。

水漏れトラブルは早めに業者に相談を！

水漏れトラブルは早めに業者に相談しましょう。たとえ小さなものであっても、放置しているとカビが生えたり、シロアリなどが発生しやすくなったりして、被害がどんどん大きくなってしまいます。場合によっては近隣トラブルにつながってしまうおそれもあるのです。

弊社では水漏れ修理業者をご紹介するサービスをおこなっています。現地調査、お見積りは無料です。お電話でのご相談は24時間365日承っておりますので、夜間や早朝の水漏れトラブルのさいにもご利用いただけます。