台所の排水溝つまりは重曹とクエン酸!水漏れ前に掃除でつまり解消!
食べものや水あかが原因で、排水溝がつまってしまうことがあります。排水溝がつまってしまうと水が流れません。水が流れないということは、今まで通り台所を使用しているとシンクから水があふれてしまいます。早急にどうにかしたいですが、排水溝のつまりを自分で対処することはできるのでしょうか。 この記事では自分で排水溝のつまりを解消する方法を紹介していきます。重曹を使った方法やほかにもさまざまな方法を紹介するので、お困りの際はぜひ活用してみてください。
目次
台所の排水溝つまりは重曹でスッキリ解消!
まずは重曹を使ってお風呂のつまりを解消していく方法を紹介していきます。重曹は、つまりの解消だけでなく掃除にも使えて、とても万能です。「常に水まわりをキレイにしておきたい!」というかたは重曹を常備しておくとよいでしょう。
重曹がもたらす効果
重曹は水に溶かすとアルカリ性の反応を示します。そのため、つまりの原因になる酸性の「油汚れ」や「サビ」などに有効です。
このような油汚れなどをきれいに落とすことができる重曹は、直接シンクに振りかけて使うと汚れをよりきれいに落とすことができるのです。排水溝のつまりが油汚れなど、酸性のものが原因の場合は、重曹が活躍してくれます。また、重曹には消臭効果があるので排水溝のイヤな匂いにも効果を示してくれるでしょう。
重曹とクエン酸は相性がバツグン!
重曹はクエン酸と一緒に使うことで、掃除に使うことができます。お酢は、茶渋などのアルカリ性の汚れと相性がよく、油汚れなどの酸性の汚れに効果を示す重曹とは逆の働きをしてくれます。
そんな重曹とクエン酸は、一緒に使うと二酸化炭素の泡が発生します。手の行き届きにくいところでも、この泡が汚れに作用するので磨かずに汚れを落とすことができます。排水溝の奥など、手の届かない場所にある汚れに対して最適なのです。
重曹とクエン酸を使った掃除方法
重曹とクエン酸の順番に排水溝に入れ、お湯を少しだけ流してください。そうすると泡が発生するので、1時間ほど放置し、60度くらいのお湯で流しましょう。
お湯は重曹とクエン酸によって浮きあがった油汚れとぬめりを取り除く働きがあります。お湯を扱うので火傷をしないよう注意しながら、排水溝に流し入れましょう。このとき、沸騰しているほどの熱湯をかけてしまうと排水管を傷つけてしまうおそれがあります。水漏れの原因になってしまうことがあるので、お湯の温度には気をつけましょう。
台所の排水溝つまりをすぐに解消したいなら?
重曹を使って排水溝の汚れを取っても、つまりが解消されないことがあります。この場合、自分では想像つかないような原因が、つまりを引き起こしているかもしれません。つまりの原因に対して間違った対処法をおこなうと、最悪の場合排水溝の破損につながるおそれもあります。
簡単な方法を試してつまりが取れないときは、無理に自分で解消しようとせずに業者に依頼するようにしましょう。さまざまな排水溝のトラブルに対応してきた業者であれば、つまりの原因を的確に特定し、最善の対処法で解決してくれるはずです。
ぬめりによるシンクのつまりが頻繁に起こるようであれば、もしかしたらあなたのつまりの対処法が間違っているのかもしれません。少しでも心当たりのある人は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。弊社にご相談いただければ、無料でトラブル現場へ伺う業者を手配いたします。
台所の排水溝つまりに効果的なその他の方法!
重曹を使用した方法以外にも、排水管のつまりを解消させるための方法があります。それはパイプクリーナーやラバーカップ、高圧洗浄機を使う方法です。原因によっては身近なアイテムを活用することでつまりを解消できることもあります。それぞれどのような方法があるのかみていきましょう。
【方法1】パイプクリーナーで汚れとつまりを除去
パイプクリーナーを使用すると、つまりの原因となる汚れを溶かしてくれます。排水溝の汚れの大半は酸性なので、アルカリ性のパイプクリーナーを使用しましょう。薬局やホームセンター、スーパーなどで手に入れることができます。おおまかな使用手順は以下のとおりです。
- 排水溝のカバーとゴミ受け、排水トラップを外して排水管が見えるようにします。
- 排水管にパイプクリーナーを流し込み、しばらく時間をおきます。
- 大量の水を排水管に勢いよく注ぎ、パイプクリーナーを流します。
排水トラップとは、排水口付近にあるおもにプラスチックでできている部品です。排水溝の奥から湧き上がってくる異臭や逆流を防ぐために、排水管フタのような役割をしているものです。また、パイプクリーナーは種類によって使用方法が少しずつ違うので、必ず購入したものの説明書を参照しながら正しく使用しましょう。
【方法2】身近な道具でつまりを除去
ペットボトルを使うことでも、排水溝のつまりは解消することができます。
手順はまず、排水溝のカバーとゴミ受け、排水トラップを外して排水管を出します。そこに蓋を外した空のペットボトルを、飲み口を下にして差し込みます。このとき、ペットボトルと排水管に隙間ができていないかを確認してください。もし隙間があれば、もうワンサイズ大きいペットボトルを用意しましょう。
差し込んで隙間がないことを確認したら、ペットボトルの胴体をペコペコと押し、空気を送り込みます。これにより、つまりの原因となっているものに振動が加わり、流れることがあります。数回空気を送り込んだら、水を流してつまりが解消されたか確認しましょう。もし解消されていなければ、ほかの方法を試してください。
ペットボトル以外にも、雑巾を使うことでも排水管のつまりを解消することもできます。ペットボトルを使用したときと同様、排水溝の部品を外して排水管を露出させます。雑巾を排水管の中に入れて、お湯を勢いよく入れましょう。このときに雑巾が奥までいってしまわないように、少し大きめのサイズを使用しましょう。次に入れた雑巾を思いっきり抜きます。そうすることで、つまりが解消されることがあるのです。
【方法3】ラバーカップでつまりを除去
ラバーカップを使用して真空状態をつくり、つまりの原因を引き出すという方法があります。シンクに、ラバーカップがつかるくらいの水をはってから、ラバーカップで排水管の入り口をふさいで引っこ抜きましょう。
ラバーカップを使うときのコツは、引き抜くときに勢いよくおこなうことです。ラバーカップの構造上、引かれると同時につまりの原因となるものが手前に引き出されます。周りに水が跳ねるおそれがあるので、濡れて困るようなものは近くに置かずにおこなってください。
【方法4】高圧洗浄機で頑固なつまりを除去
水力を使って、汚れを落とす方法が高圧洗浄です。水力で、汚れを押し出すと水が流れることがあります。しかし、高圧洗浄を取り扱うためには技術が必要です。そのため、自分でできる手段でつまりが解消しない場合は、業者に依頼するのが賢明です。
高圧洗浄機は購入するとなると数万円と高価なものにもなり、使用方法を間違えると排水管にダメージを与えてしまうおそれもあります。弊社にご相談いただければ、高圧洗浄機の扱いにも手慣れている業者を紹介することができます。
つまりや水まわりのトラブルについては、24時間365日お電話で相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
台所の排水溝つまり原因と予防法
キッチンの排水溝をつまらせないようにするためには、予防をする必要があります。そこでここからは自分でもできるキッチンのつまりを予防する方法について紹介していきます。排水溝のつまりを解消した後は、手入れと予防をおこなうようにしましょう。
台所の排水溝がつまる3つの原因
排水溝のつまりを予防したいときは、原因となるものを無くす必要があります。排水溝をつまらせるのは、油、生ごみ、固形物が主な原因です。これらを排水溝に流さないようにしましょう。
【原因その1】油
排水溝に流す油の量を減らすことで、つまりにくくなります。油は時間が経つと固まるため、排水溝へ大量に流すとつまる原因になるのです。フライパンなどに着いた油は、しっかりとペーパーなどでふき取ってから、洗うようにしましょう。
【原因その2】生ゴミ
食べ物の種や皮は、排水管をつまらせる原因になります。生ごみは、できるだけ燃えるゴミとして処理をするようにしましょう。細かいものが蓄積されることによって、排水管のつまりにつながるのです。
【原因その3】キャップなどの固形物
ペットボトルキャップなどの固形物は水に溶けないので、そのまま流すと排水管の途中でつまってしまいます。また、スプーンなどの食器が排水管に流れてしまうこともあるので、洗い物などをするときには排水口付近に固形物を置かないように気をつけましょう。
台所の排水溝つまりを予防する3つの方法
排水管のつまりを解消するために、以下の3つのことを心がけましょう。以下のことに気をつけることで、つまりを解消することができます。
1.お湯をこまめに流す
油を使った後などにお湯を使ってシンクを流しておくとつまりにくくなります。しかし、先ほども紹介したように沸騰しているような熱湯を使うとシンクに負担をかけることになるので、温度には注意が必要です。
2.油を流さない
直接油を流さないようにするために、新聞紙やキッチンペーパーなどに油をしみ込ませてから洗うようにしましょう。揚げ物をしたあとのような油を大量に使ったときは気をつけましょう。
3.水切りネットを使う
細かいゴミや食べかすなどをキャッチしてくれる水切りネットを使用することで、排水管がつまりにくくなります。また、ゴミ捨ての際もネットごと燃えるゴミに捨てるだけなので、取り扱いも簡単です。
一番大切なのはこまめな掃除
排水管は、水あかが残りやすいといわれています。そのため、定期的に掃除をするようにしましょう。スポンジや洗浄液を使うことで、細かい部分の汚れもキレイに落としやすくなります。
台所の排水溝がつまったら早めに対処しよう!
排水管が壊れていたり、形状的がいびつだったりする場合は予防をしてもつまってしまうことがあります。なにをしても、排水溝がつまってしまう場合は、業者に依頼するようにしましょう。
あまりにも、排水管がつまる頻度が高い場合は管の形を別のものに変更することも考えていいかもしれません。排水溝のつまりに関して、相談したいことがあれば、ぜひ弊社にご連絡ください。お客様の相談に24時間対応させていただきます。