蛇口の交換・修理費用が一目瞭然!ヒミツの料金お得術を公開中!
毎日のように利用している蛇口では、水漏れのようなトラブルが急に起こることもあるでしょう。あまりにひどい水漏れを放置していると「水道料金が急に高くなった!」なんてことにもなりかねません。不具合の起きている蛇口は、はやめに交換しておきましょう。
そうはいっても、蛇口の交換を依頼するという経験はなかなかありません。どのような作業をするのか、どれくらいの費用がかかるのか、心配なことも多いのではないでしょうか。
本コラムでは、蛇口の交換・修理費用の相場や内訳についてご紹介していきます。業者を選ぶときのポイントもお教えしますので、交換・修理を依頼するうえで役立てていただければ幸いです。
目次
蛇口の交換・水漏れ修理費用の内訳
蛇口の交換・修理費用とひとくちにいっても、そのなかには作業工程に対応したさまざまな料金がふくまれています。業者による蛇口交換・水漏れ修理では、「基本料金」「作業料金」「パーツ料金」が必要になることが一般的です。
「基本料金」とは出張費や見積り費など、交換や修理をする前提となる料金をまとめたものです。工事内容にかかわらず一律である業者もあれば、工程別に設定している業者もあります。
「作業料金」は、作業内容に対して支払うことになる料金です。たとえば、水漏れを修理するときには、部品の交換だけで済むこともあれば、蛇口全体の交換が必要なこともあるでしょう。現場でどのような工事をおこなうのかによって料金は異なります。
交換する蛇口本体の価格が「パーツ料金」です。そのため、交換する蛇口のタイプや機能によって料金が変わります。より多機能・高性能なものを選べば、その分だけ料金も高くなるでしょう。
業者によっては早朝・夜間や土日祝日など、交換や修理を依頼するタイミングによって料金が変わるところもあります。水漏れは発生する時間を選んでくれないため、依頼する予定の業者がどのような料金設定をしているのか確認しておきましょう。
蛇口交換にかかる費用相場
蛇口の交換費用の総額は、交換する蛇口本体の料金によって大きく変わるのです。そのため、ここでは交換作業にかかる費用の相場をご紹介します。具体的な料金は業者によっても違うため、あくまで目安としてお考えください。
キッチン
料理の最中などに手の離せない作業をすることが多いキッチンでは、レバーで操作するタイプの蛇口を使っている方も多いでしょう。水の温度も調節できるこの蛇口は「混合水栓」とよばれ、交換に10,000~15,000円ほどかかるのが一般的です。
トイレ
トイレタンクについている蛇口で不具合が起きた場合、タンク内部の部品まで交換が必要になることが多いです。交換作業自体の費用は平均8,000円ほどといわれていますが、部品によって総額が大きく変わるので、しっかりと業者に確認しましょう。
洗面所
洗面所には、お湯と水を同時に出して量を調節し適温にする「ツーハンドル」の蛇口がついていることが多いでしょう。このようなタイプの蛇口を交換する作業では、15,000円前後の費用が必要になります。
お風呂
左右のハンドルでお湯の温度と吐水量を設定できる「サーモスタット式」の蛇口は、お風呂でよく見られるタイプのものです。このタイプの蛇口は2つの穴に取りつける作業が必要で、作業料金として10,000~20,000円ほどかかることが一般的です。
蛇口の水漏れ修理にかかる費用相場
蛇口の水漏れ修理費用は、蛇口本体の交換と比べて安いといえるでしょう。というのも、軽い水漏れであれば部品を交換するだけで解決できることが多いためです。
蛇口には水漏れをふせぐために、パッキンというゴム製の部品がつけられています。この部品が老朽化することで、水漏れが起こってしまうのです。パッキンの交換のみであれば、多くの蛇口が5,000~10,000円ほどの費用で施工してもらえるでしょう。
しかし、パッキン以外の部品の劣化による水漏れも起こりえます。交換する部品によっては工事が大規模になり、50,000円ほどの費用がかかるケースもあるのです。
費用を少しでも安くおさえるには?
蛇口の交換・修理費用は、蛇口のタイプや作業内容によって大きく変わります。水漏れの修理費用も、交換費用に比べて安いとはいえ、業者や状況によってさまざまです。
交換や修理にかかる費用を少しでも安くおさえるため、業者を選ぶときには一括見積りを利用しましょう。複数の業者に見積りを依頼して比較し、費用が負担になりすぎない業者に交換・修理を依頼してください。
そうはいっても、費用だけに注目して業者を選ぶことは避けましょう。生活するうえで欠かせないものである蛇口は、トラブルが少ないに越したことはありません。安いだけでなく、確実な施工をしてくれるような信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者の選び方
業者を選ぶときには、「情報」と「対応」という2つのポイントに注目しましょう。誰が・どのような作業を・どれくらいの費用でおこなうのかという情報が、事前にわかっていれば安心できるでしょう。
- 会計情報の内訳をはっきりと提示してくれる
- 過去の施工事例や見積りの目安をホームページに掲載している
- 修理者が確かな知識をもっている
このように、はっきりと情報を開示している業者は信頼できるのではないでしょうか。また、相談をしたときの対応の印象も業者を決めるうえで大切なポイントです。
- 受付の対応が好印象
- 質問や相談に親身に耳を傾け、アドバイスをくれる
対応が丁寧な業者には、安心して工事を任せることができますよね。さまざまな業者を比較して、信頼できると感じるところを見つけましょう。
水道料金を安くおさえる節水の7カ条
蛇口の交換・修理費用とは別に、水まわりにかかる費用として、安くおさえられるのが「水道料金」です。普段の生活で水道を利用するときから節水を心がけ、水道料金をできるだけおさえましょう。
水を出しっぱなしにしない
食器洗いや歯磨きなど時間のかかる作業をするときは、つい水を出しっぱなしにしてしまうかもしれません。しかし、無駄に水を流していると水道料金は高くなってしまいます。水を出すのは必要なときだけにしましょう。
食器を洗うときは洗剤の量に注意
たくさんの洗剤が食器につくと、洗い落とすために多くの水が必要になります。使用する洗剤の量も必要分だけにおさえましょう。
食器はつけ置き洗い
食器についた汚れを落とすために流水を出し続けることも、水の無駄づかいといえます。洗い桶にためた水で汚れを浮かせてから、流水でさっと仕上げ洗いをしましょう。
食器の汚れはまずペーパーでふく
食器を洗う前に、目立つ汚れをペーパーでふいておくことも効果的でしょう。とくに油のようなしつこい汚れは、洗い流すために水を多く使いがちです。先に汚れをぬぐっておくことで、軽く洗うだけで食器を綺麗にすることができるでしょう。
トイレットペーパーは使いすぎない
水に溶けやすい素材のトイレットペーパーでも、大量に流そうとすると多くの水が必要になります。1度では流れきらず、水を2度流すことになるかもしれません。水を流す回数を減らすために、トイレットペーパーを使う量には注意しましょう。
お風呂の残り湯は洗濯に
百数十リットルにもなるお風呂のお湯を、毎日流していたのではもったいないですよね。残り湯は洗濯に利用して水道料金を節約しましょう。
節水型の蛇口に変える
蛇口の交換は、水道料金の節約を始めるための良い機会です。節水型の蛇口に交換して、今後の水道料金を安くおさえましょう。
まとめ
蛇口の交換費用は、作業料金だけであれば10,000~20,000円ほどにおさまることが多いです。しかし、交換する蛇口のタイプによって総額は変わるので、しっかりと見積りをとって検討しましょう。
蛇口からの水漏れの修理費用は、部品交換で済むことも多いため、本体交換と比べて安いといえます。ですが、これも部品によって費用が高くなることもあるため、業者による見積りをしっかりと確認してください。
水道、そして蛇口は生活に欠かせないものです。毎日のように利用していれば、当然トラブルが起こることもあります。そのようなときの修理費用だけでなく、日ごろの水道料金も安くおさえて、水まわりに湯水のごとくお金を使ってしまわないよう心がけましょう。