マンション漏水調査ではっきりさせよう!誰の責任?プロの調査・費用
マンションで漏水事故が発生した場合は、漏水の原因によって責任の所在が異なります。そのため、マンションの漏水調査は、プロの目でしっかりとおこなう必要があるのです。
ここでは、マンションの漏水調査の必要性や、漏水が発生した際の責任の所在がどう決まるかなどを解説します。
また、漏水が発生してしまった場合に確認しておきたいことや業者の選び方、修繕費用を抑えるコツなどについてもご紹介しましょう。自室や自室に関わる場所で水漏れが発生してしまったときの参考にしてください。
目次
マンションでの漏水調査をする前に知っておきたいこと
マンションの漏水調査をする前に、知っておきたいことがみっつあります。なんのために漏水調査をおこなうのか、その必要性や調査の内容について詳しくみていきましょう。
水漏れのサイン
水漏れのサインは、目に見えるものからわかりにくいものまでさまざまです。どのような症状があらわれたら水漏れを疑うべきなのか、いくつかの症状をご紹介します。
・蛇口を閉めても水が流れる
もっともわかりやすい症状です。蛇口を閉めてもチョロチョロと水が出て止まらないというのは、設備が劣化していたり部品が破損していたりする可能性が高いです。大きな被害につながる前に、調査して必要な修理をおこないましょう。
・水回りの設備の異音
蛇口をひねったときやトイレのレバーを操作したときなど、普段と同じ使い方をしているにも関わらず、普段とは違う音が聞こえる場合は、劣化や破損の前兆です。設備が故障すれば、水漏れのリスクも高くなるので、早めに異音の原因を調べましょう。
・水道料金が高くなった
見た目や音などに異常がなくても、水漏れが発生している場合があります。その場合は、水道代が高くなることで判断できるでしょう。
自室や階下に被害が出ていなくても、水漏れがおさまらなければいつ大きな被害が出るかわかりませんし、大きな被害につながらなくても水道代は高いままです。早めに調査依頼をしましょう。
どうして漏水調査が必要なの?
マンションの漏水調査は、漏水事故の責任の所在を明確にするために必要です。マンションには、居住者が管理している専有部分と、エントランスや廊下、屋上などの大家さんや管理組合が管理している共有部分があります。
詳しくは後述しますが、専有部分での漏水は居住者、共有部分での漏水は大家さんや管理組合が責任を負うことが多いです。しかし、素人が見ただけでは漏水の原因が判断できないこともあるので、プロの目でしっかりと調査してもらうことをおすすめします。
プロがおこなう調査方法
プロがおこなうおもな調査方法は、音調調査・削除法・確認調査です。それぞれどのような調査法なのか解説します。
・音調調査
蛇口に耳をあてたり音調棒という硬い棒を水道管や止水栓などに押しあてたりして、水の音を聞く調査法です。
・削除法
一部の土だけが湿っていたり、水を止めたはずの場所から水の音がしたりする場所は、漏水している可能性が高い場所です。そういう場所よりも先に、漏水の可能性が低い場所を調査し、調査する場所をひとつずつ削除していきます。
・確認調査
音調調査や削除法を用いて疑わしいと判断して場所を再度調査します。音調棒やボーリングバーという土に穴をあける道具などを使用して、漏水が発生している細かい場所を特定するための調査です。
漏水調査を急ぐ場合は…
すでに漏水が発生している場合や、漏水かもしれないというサインがあらわれている場合は、すぐにでも漏水調査が必要でしょう。急ぎでマンションの漏水調査が必要な方は、弊社にご相談ください。
優良業者に依頼しようとすると、業者探しに時間がかかります。忙しい方には難しいことでしょう。弊社のサービスを利用して、迅速に業者を探し出すことをおすすめします。
弊社では、迅速に漏水調査をおこなう業者をご紹介することはもちろん、24時間365日電話受付対応をしております。いつでも安心してお電話ください。
【マンションの漏水】責任の所在は原因によって決まる!
マンションの漏水は、その原因によって責任の所在が異なります。どのような原因で誰が責任を負うことになるのか、考えられるみっつのケースについて解説しましょう。
【1】居住者の責任になるケース
漏水の原因が人為的なものであった場合は、故意ではなく不注意であったとしても、居住者の責任になります。いくつか例をご紹介しますので、当てはまるものがないか確認してみましょう。
- 洗濯機のホースが抜けた
- 排水口のつまりによる漏水
- お風呂場などで長時間水を出しっぱなしにしていた
- 窓が開いていて大雨が降りこんだ
【2】工事業者の責任になるケース
工事の際のミスや不手際による漏水の場合は、工事業者の責任になります。以下に当てはまるものがないか調べてみましょう。
- 配管に釘などが刺さっていた
- 配管の接続があまかった
- 水回りのリフォーム後すぐに漏水した
【3】区分所有者全員で責任を負うケース
設備の老朽化によって漏水が発生した場合は、区分所有者全員が責任を負うことになります。ただし、漏水の発生場所や原因がはっきりと特定できないケースです。
前述の通り、マンションの専有部分と共有部分は、それぞれトラブル発生時に責任を負う人が決まっています。しかし、原因や漏水発生の場所がはっきりとわからない場合は、どちらの責任になるのかということがわからないので、区分所有者全員が責任を負うことになるのです。
上記でご紹介した例は、あくまでも漏水の原因の一部にすぎません。自分では責任の所在を判断できないこともあるでしょう。適切な判断をおこなうためには、業者に調査を依頼するのがおすすめです。
また、自分が漏水の被害者で、修繕をおこなう必要のない場合は、責任者に漏水の処理を一任すればよいでしょう。しかし、加害者であったり、被害にあっても修理が必要なものがあったりする場合は、修理業者を手配しなくてはなりません。
漏水調査や漏水事故の修繕をおこなう業者は数多く存在します。自分にとってどのような業者が適しているのか見つけるのも大変なことでしょう。
そんなときは、一度弊社にご相談ください。お住まいの地域や漏水事故の状況によって、解説に適した業者をご紹介いたします。
マンションの漏水|調査・修繕費用を抑えるコツ
マンションの漏水調査や漏水の修繕費用にかかる費用は、規模によっては大きな金額になります。しかし、コツさえ知っていれば、調査や修繕の費用を抑えることができるのです。
また、調査や修繕を依頼するのであれば、信頼のおける業者がよいでしょう。どのような業者がおすすめか、業者選びのポイントについてもご紹介しますので、参考にしてください。
保険内容を確認しておこう
費用を抑えるポイントのひとつは保険です。漏水の際に関わる保険について確認してみましょう。
漏水箇所の修繕や家財の補償は、多くの場合火災保険が適用されます。火災保険とは、住まいや家財が災害などの被害にあった際の損害を補償してくれる保険です。
また、漏水の加害者になってしまった場合は、個人賠償責任保険というものもあります。自室での水漏れが原因で階下の住まいに被害を与えてしまった場合に有効です。階下の居住者との示談を取り持ってくれる場合もあるので、覚えておきましょう。
上記のふたつは、漏水を修繕する際の保険です。しかし、修繕をおこなう前に原因調査をおこなわなければなりません。その際に有効なのが、水漏れ調査費補償です。
水漏れ調査費補償は、火災保険の特約として付帯するもので、個別の保険ではありません。漏水の原因調査をおこなった際に保険金がおりるという内容のものです。
マンションの管理組合が加入している火災保険の特約としてついていれば使えるので、漏水発生時はすぐに管理組合や大家さんに相談して原因調査をおこないましょう。
漏水被害を補償する保険や特約はいくつかあります。しかし、どれも保険に加入していることが活用できる条件です。自分が加入している保険がどのようなものか、一度確認しておくとよいでしょう。
時間があれば複数業者を比較!
次のポイントは見積りです。見積りは業者がおこなう作業内容とその際の費用の内訳が記載されています。無駄な費用がないか見積りをよく見てみましょう。
また、すぐに調査や修繕が必要ではない場合は、複数の業者から見積りをとって、費用を比較することがおすすめです。
業者によって調査や修繕の細かい方法や力を入れている作業は異なります。そういった業者ごとの特徴を見たり、費用の妥当性を判断したりするためには、相見積りが最適なのです。
マンションの漏水調査は信頼できる業者に任せよう
業者選びのポイントは、対応の早さと業者の信頼性です。それぞれどのような点が重要か解説します。
・対応の早さ
漏水事故が発生している場合は、すぐにでも調査をして原因をつき止め、修繕をおこなう必要があります。土日や祝日などでも即日対応のできる業者がおすすめです。
・業者の信頼性
業者のなかには、水道局指定工事業者と指定でない業者があります。指定業者は、自治体から適切な工事ができると認められている業者です。作業後のトラブルなどがないように、水道局指定業者に作業を依頼するとよいでしょう。
ご紹介したポイントは重要です。しかし、上記のポイントを満たす業者はたくさんあります。そこからよりよい業者を選択するために、利用していただきたいのが、水漏れ修理お助け隊です。
弊社では、まずお電話にてご要望を確認します。そのため、信頼できる即日対応可能業者であることや、必要な作業をおこなうだけでなく、ご要望に沿うような業者を厳選してご紹介することができるのです。
見積りについても、現地調査は無料でおこないますし、相見積りを歓迎しているので、料金を比較検討したい方にもご利用しやすいでしょう。