風呂の排水溝が臭い!悪臭の原因とニオイがスッキリ消える掃除方法
目次
お風呂の排水溝が臭い原因
お風呂の排水溝が臭いと、本来癒しの空間であるお風呂も入るのが嫌になってしまいますよね。お風呂の排水溝が臭い原因は、排水溝自体に問題が起きているからです。その問題を解決しなければ、嫌なにおいが改善されることはありません。
しかし、排水溝自体の問題といっても、「なにが問題でどう解決すればいいのかわからない……」という方も多いかと思います。そこで、ここではお風呂の排水溝が臭い原因やにおいをスッキリと解消する方法から、業者に依頼するべきかどうかまでをご紹介します。
排水溝から臭うのはなぜ?
お風呂の排水溝が臭いのは、排水溝自体になんらかの問題が起きていることが原因です。考えられる排水溝の問題は、おもに3つあります。
1つ目が、排水トラップに水がたまっていないことです。排水トラップとは、排水口から排水管につながる部分に設置されている、排水設備のことです。排水トラップには封水という、排水管の中にある汚水から悪臭が逆流しないようにせき止めるための水がたまっています。
この封水が蒸発して排水トラップにたまっていない場合、汚水の悪臭を防ぐことができずに、お風呂の排水溝から悪臭が逆流してしまうのです。
2つ目が、排水溝内部の汚れです。お風呂の排水溝内部が汚れていると、その汚れが原因で臭うことがあります。汚れの正体については後述します。
3つ目が、髪の毛や汚れなどで排水溝がつまっている場合です。お風呂の排水溝がつまってしまうことで、汚水を流し切ることができず、においの原因となってしまいます。
排水溝にはこんな汚れがたまりやすい
お風呂の排水溝にたまりやすい汚れは、おもに4つです。以下でその4つの汚れについてご紹介します。
・カビ
カビは湿気が多い場所を好むことから、水を扱うお風呂の排水溝内に発生しやすい汚れです。排水溝内にカビが発生すると、悪臭の原因にもなってしまいます。
・髪の毛
お風呂の排水溝にたまりやすい汚れとして、もっとも目立つのが髪の毛です。髪の毛はお風呂の排水口にあるヘアキャッチャーにたまりやすく、排水管がつまってしまう原因になりやすい汚れです。
・皮脂汚れ
皮脂汚れはお風呂を利用するうえで、必ず出てしまう汚れとなっています。皮脂ということから、排水溝にぬめりができてしまう原因のひとつです。
・石けんカス
お風呂で石けんを使用している場合、気づかないうちに小さな石けんカスがたまっているおそれがあります。皮脂汚れと同様に、排水溝にぬめりができてしまう原因のひとつです。
排水溝の汚れやにおいを手っ取り早く取り除くには?
「お風呂の排水溝が臭い原因がわからない……」「汚れを掃除している暇がない……」とお困りの方は、水周りのトラブルを解決してくれるプロの業者に相談してみましょう。業者であれば、お風呂の排水溝からにおいがする原因から、原因となる汚れの掃除までをスムーズにおこなってくれます。
自分では掃除をするのが困難な、排水管の奥深くにある汚れであっても、業者であれば豊富な知識と経験でキレイに取り除くことが可能です。お風呂の排水溝のにおいが気になるという方は、ぜひ水トラブルの業者に相談してみてはいかがでしょうか。
弊社にご連絡いただければ、多数の加盟店の中から、お客様のご要望にあった業者をご紹介いたします。「即日対応してほしい」といった急なご依頼であっても、対応いたします。また、弊社は24時間365日の電話対応となっておりますので、お客様のご都合に合わせてご連絡ください。
風呂の排水溝のにおいを解消!カビが発生しないように換気も!
お風呂の排水溝からにおいがする原因がわかっているのであれば、自分で掃除をして解消することが可能です。掃除の方法はにおいの原因によってそれぞれ異なっているため、以下で手順をひとつずつご紹介します。
【1】排水トラップが原因の場合
排水トラップがにおいの原因である場合、まずはヘアキャッチャーを外して、目視で排水トラップにしっかりと水がたまっているかを確認してください。もし排水トラップに水がたまっていないのであれば、しばらく水を流したまま放置することで水をためて、正常な状態に戻しておきましょう。
また、排水トラップを正常な状態に戻したうえで、排水溝にフタをしておくことで、においを大きく防ぐことができます。排水溝にフタが設置されていない場合は、ホームセンターや通販などで販売されているため、購入して取り付けることをおすすめします。フタは500円から1,000円程度で入手することが可能です。
【2】排水溝の汚れやつまりが原因の場合
排水溝の汚れやつまりが原因の場合、排水溝を分解して掃除をおこないます。掃除に必要なものは以下の4つです。
- ・ゴム手袋
- ・マスク
- ・ブラシ
- ・スポンジ
排水溝の掃除は、衛生面を考慮して必ずゴム手袋とマスクを着けてから開始してください。ブラシとスポンジは排水トラップにたまった汚れを落とすのに使用します。
まず、排水溝のカバーを外してヘアキャッチャーがあるかどうかを確認してください。ヘアキャッチャーとは、排水口に設置されている細かい格子状になった受け皿のようなところのことです。住宅によっては、そもそもヘアキャッチャーが設置されていないことがありますので確認しましょう。
ヘアキャッチャーが設置されている場合は、そのまま取り外してください。ヘアキャッチャーを取り外せたら、その下にある筒状の排水トラップを引き抜きます。排水トラップを引き抜くことができたら、ブラシとスポンジを使って汚れを落とすだけです。各部品の掃除が終了したら、排水溝を元の状態に戻し、水を流して作業完了となります。
排水溝をブラシやスポンジを使って掃除しても、においやつまりが取れないという場合は、液体パイプクリーナーを使いましょう。それで問題が解決することもあります。
使い方も簡単です。排水口から液体パイプクリーナーを流し入れ、30分ほど放置した後に勢いよく水を流すだけとなっています。このときの注意点としては、パイプクリーナーを流すときにお湯ではなく、必ず水を使うようにしてください。これは、液体パイプクリーナーとお湯が混ざってしまうと、有毒ガスが発生してしまうためです。
そのため、液体パイプクリーナーを使う際は必ず窓を開けて、換気扇があれば換気扇を回した状態で作業をおこなってください。万が一有毒ガスが発生してしまった場合は、すぐにお風呂の窓を開けて換気をおこない、その場から離れましょう。
できるだけ液体パイプクリーナーを使わずに掃除をしたいという方は、クエン酸水と重曹100gで代用することができます。クエン酸水は、クエン酸を小さじ半分と水100mlを混ぜ合わせるだけで簡単に作ることが可能です。掃除方法も簡単で、排水溝に重曹100gを振りかけた後、クエン酸水をかけて30分ほど放置したら勢いよく水を流して終了です。
頑固な汚れやつまりは高圧洗浄が必要なことも
排水溝に頑固な汚れやつまりがある場合、高圧洗浄が必要となることもあります。高圧洗浄は頑固な汚れやつまりを解消できる掃除方法ですが、専用の機械が必要となってしまうので、水周りのトラブルに対応している業者に依頼しましょう。
高圧洗浄は自分でできる掃除方法と違って、どんな頑固な汚れやつまりであっても素早く解決することができます。作業もすべて業者がおこなってくれるので、自分で道具を揃える必要も、作業をおこなう手間もありません。
掃除の後は換気を忘れずに!
お風呂の排水溝の掃除が終わったら、必ず換気をおこないましょう。換気を忘れてしまうと、お風呂場に湿気がこもってしまい、カビが発生しやすくなってしまうのです。換気をして、湿気が残らないように、お風呂場をしっかりと乾燥させましょう。
排水溝のにおいがどうしても取れない……
どうしても排水溝のにおいが取れないという場合は、水トラブルの業者に相談してみましょう。水トラブルの業者であれば、においの原因探しから掃除までを丁寧におこなってくれます。また、自分では対処の難しい頑固な汚れやつまりであっても、高圧洗浄でスッキリとキレイにしてもらえるでしょう。
そのため、「いろいろ試したけれど、においが取れなかった……」「どうしてもつまりが解消されない……」といったことでお困りの方は、ぜひ水トラブルの業者に相談してみてはいかがでしょうか。
弊社にご相談いただければ、お風呂の排水溝が臭くなってしまっている原因を見つけ出し、最適な方法でお風呂の排水溝のにおいをスッキリさせることができます。弊社は、多数の加盟店から業者のご提案が可能なので、どんな原因であってもご相談いただけます。また、24時間365日電話を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
排水溝の汚れやつまりは業者に依頼したほうがよい?
お風呂の排水溝で汚れやつまりを見つけた場合、業者に依頼したほうがよいのか判断が難しいですよね。ここからは、お風呂の排水溝の汚れやつまりを業者に相談するべきケースや業者を選ぶときのポイント、依頼にかかる費用相場などをご紹介します。
業者に相談するべきケース
自分でお風呂の排水溝の汚れやつまりに対処してみた結果、それでも症状が解決しないのであれば、水トラブルの業者に相談するべきだといえます。お風呂の排水溝の汚れやつまりは、自分で無理に直そうとしてしまうと、かえって症状が悪化するおそれがあるのです。
たとえば、排水トラップを取り外す際に排水管を傷つけてしまい、水漏れを引き起こしてしまうことがあります。ほかにも、排水管を掃除するために流した重曹やオパイプクリーナーが充分に流し切れず、排水管につまってしまうことも考えられるでしょう。
このように被害が悪化してしまうと、悪化した分の修理費用などが余分にかかってしまうおそれもあります。そのため、一度自分で対処してもダメだった場合は、症状が悪化する前に水トラブルに対応している業者に依頼したほうがよいでしょう。
業者を選ぶときのポイント!
業者を選ぶにあたって、いくつか確認しておきたいポイントが3つあります。以下でその3つのポイントについてご紹介します。
・水道局指定免許を持っている
水道関連の工事をおこなう場合、水道局指定免許を持っていないと違法となってしまいます。信頼できる業者を選ぶという意味でも、この水道局指定免許をもっている業者であるか確認しておくことが大切です。水道局に電話で業者の名前を伝えることで、免許の有無を教えてもらうことができるので、気になる業者があれば、一度確認しておきましょう。
・相見積りをとる
業者を選ぶ際は、相見積りをとっておくことが重要です。複数の業者から相見積りをとっておくことで、サービス内容や費用などを見比べることができます。複数の業者を見比べることで、自分の希望に合った業者を見つけやすくなるでしょう。
・丁寧に話を聞いてくれる
気になった業者に電話で問い合わせをした際の対応も、業者を選ぶのに欠かせないポイントです。こちらが抱いている悩みや疑問などを、丁寧に聞いてくれるのであれば、実際の作業も丁寧である可能性が高いといえます。問い合わせをする際に、不安や疑問があれば、些細なことでも話しましょう。それによって業者の丁寧さを見極めることができるはずです。
業者に依頼するときの費用相場
実際に業者に依頼した際の費用相場は、症状によって異なります。軽度のつまりで特別な処置を必要としない場合は、4,000円から8,000円程度で依頼できることが多いです。軽度のつまりでは、薬品やラバーカップを使ってつまりを解消します。
ラバーカップなどでは解消されない中度のつまりは、高圧ポンプと呼ばれるラバーカップより強力な空気による圧力を利用した装置を使用します。高圧ポンプを使用する場合の費用相場は7,000円から17,000円程度です。
高圧ポンプでも解消されない重度のつまりは、高圧洗浄するための機械を使用して洗浄ホースを巡らせてパイプ内を高い水圧で洗浄します。高圧洗浄を使用する場合の費用相場は30,000円から50,000円程度です。
水漏れ修理お助け隊では、現地調査と見積りを無料でおこなっておりますので、「とりあえず見積りをとってから決めたい」という方にも安心していただけるはずです。 お電話での受付は、24時間365日対応しておりますので、早朝・深夜に関わらずご連絡いただけます。お客様からご連絡をいただいた後、ご要望にあった水トラブルの業者を手配させていただきます。
お風呂の排水溝のにおいや汚れ、つまりでお困りの方は、ぜひ水漏れ修理お助け隊までご連絡ください。