水漏れしたら水道代はどうなるの?減額申請の方法と漏水時の対処法!
目次
水漏れ時の水道代は減額される?
水漏れによって普段より高額な水道代を請求されてしまったとき、正式な手続きを踏むことで減額してもらえる場合があります。しかし、この減額申請をおこなうにはいくつかの条件が必要となっています。また、自治体によって減額申請の対応が異なることもあるのです。
ここでは、水漏れ時の水道代が減額されるケースから水漏れ修理を依頼する方法、水漏れにはやく気づくための方法までをご紹介します。
減額が「適応される」ケース
水漏れによる水道料金の減額が適応されるケースとしては、水漏れが地下や壁内で起きているという場合です。この場合は、自分では気づかないうちに水漏れが起こっているため、減額が適応されることが多いでしょう。直近数ヶ月分の水道使用量と比較して、超過した分の50%から70%程度が減額されます。
減額が「適応されない」ケース
水漏れによる水道料金の減額が適応されないケースとしては、水漏れに気づいていながら修理をしていない、不注意による水漏れなどが挙げられます。基本的に自分でどうにか対処する余地があったのにも関わらず、放置してしまった場合などは、減額が適応されないことがほとんどでしょう。
減額申請のながれ
水漏れから減額申請は、おもに以下のような流れとなっています。
- 水漏れに気づく
- 業者に水漏れ箇所を修理してもらう
- 必要書類を集める
- 各地域の対応窓口に書類を提出する
水漏れによる減額申請をおこなうためには、まず水漏れ箇所を業者に修理してもらう必要があります。そのうえで、必要書類を集めて各地域の市役所および水道局の対応窓口へと、書類を提出するという流れです。
減免申請書の提出について
減額対応ケースに当てはまる場合は減免申請書を出しましょう。水漏れによる減免の適応期限は、修理が終わって3か月から2年以内となっています。この期間が過ぎると、減免申請をおこなうことができなくなってしまうため、ご注意ください。また、自治体によっては適応期限が異なっていたり、回数制限が設けられていたりすることもあるので、詳細を知りたいという方は各自治体に確認しておきましょう。減免申請に必要な提出物は以下の通りです。
- 修理費用の領収書の写し
- 水漏れ箇所の状況がわかる工事写真
- 水道使用水量認定申請書
水漏れ修理が完了したら、修理費用の領収証の写しと水漏れ箇所の状況がわかる工事写真を用意してください。用意できたら、各地域の市役所のホームページから水道使用水量認定申請書を印刷して、必要事項を記入しましょう。
また、水道使用水量認定申請書は、各地域の市役所でも受け取ることができます。その後、水道使用水量認定申請書に修理費用の領収書の写しと水漏れ箇所の状況がわかる工事写真を添付したうえで、各地域の対応窓口に提出して完了となります。
もし、このような水漏れに関するトラブルでお困りの場合は、弊社にご相談ください。弊社にご相談いただければ、多数の加盟店の中からお客様のご要望に合った、水漏れ修理の業者をご紹介いたします。もちろん、希望であれば減額申請の際に必要な修理費用の領収書の写しと、水漏れ箇所の状況がわかる工事写真を用意できる業者を手配いたします。まずは、24時間365日対応の弊社コールセンターまで、お気軽にご連絡ください。
水漏れ修理を依頼する方法と料金について
水漏れに気づいたら減額申請のためだけではなく、これ以上被害を大きくしないためにも、できるだけ早く修理しておくことが大切です。ここからは、水漏れ修理を依頼する方法についてご紹介します。
水漏れに気づいたらできること
まずは、被害を最小限に抑えるためにも、水漏れに気づいてからできることを理解しておきましょう。以下に、水漏れに気づいてからできることについてご紹介します。
・止水栓を閉める
止水栓とは、水の流れを止めるために必要な栓のことです。水漏れは常に水が漏れ出している状態なので、まずは水漏れ箇所に対応した止水栓を閉めましょう。止水栓の場所は、トイレ・キッチン・洗面所といった、それぞれの水場の近くにあります。止水栓の閉め方は、マイナスドライバーを使うタイプや蛇口をひねるタイプなどがあるので、それぞれに対応した方法で閉めるようにしましょう。
・元栓を閉める
元栓とは、家全体の水の供給を止めることができる栓のことです。止水栓と異なり、元栓を閉めることで家中の水が止まります。配管からの水漏れや、水漏れしている場所がわからないときには元栓を閉めましょう。水道メーターの横に設置されていることが多く、レバーを左右に回すことで開け閉めが可能です。
しかし、マンションやアパートといった集合住宅に住んでいる場合、元栓を閉める際に注意が必要です。集合住宅には元栓が複数あり、それぞれの部屋に対応した元栓を閉めなければいけません。
そのため、マンションやアパートで元栓を閉める際には、必ず自分の部屋に対応した元栓であるか確認しておきましょう。目印などがなく、対応した元栓がどれかわからない場合は、水道局に電話で確認することができます。
水漏れしたら誰がどこに依頼する?
水漏れをした際に誰がどこに依頼するかは、物件の管理区分によって、おもに3つのパターンに分類されます。管理区分は、入居時の契約書から確認することができます。管理区分ごとの内容については、以下の通りです。
・管理区分が賃貸の場合
管理区分が賃貸人である賃貸物件の場合、まずは管理会社か賃貸人に連絡してください。どちらかに連絡した後は、連絡した管理会社か賃貸人に業者の依頼を任せます。
・管理区分が水道局の場合
管理区分が水道局の場合、水道局に連絡後、水道局にその後の流れを任せます。
・管理区分が自分の場合
管理区分が自分である場合も、水道局への連絡となります。その後の流れも水道局に任せましょう。
水漏れ修理を業者に依頼したときの費用相場
水漏れ修理を業者に依頼した際にかかる費用相場は、水漏れを起こしている場所や症状によって異なっています。以下が、一般的に水漏れが起きやすい場所の修理にかかる費用相場です。
- トイレ:4,000円~
- 洗面所:4,000円~
- キッチン:4,500円~
上記は水漏れ修理にかかる最低限の費用の目安です。水漏れ箇所やその度合いによって料金は高くなることがありますのでご注意ください。これらの費用に加えて、作業費や出張費などが別途かかることもあります。そのため、詳しく料金を知りたいという方は、水漏れ修理業者に見積りをとって確認するのがよいでしょう。
弊社では、多数の加盟店の中からお客様に最適な業者を手配し、無料で現地調査による見積りをとることが可能です。また、見積りで提示した料金から追加で料金をいただくことは原則ありませんので、安心してご依頼いただけます。お電話によるお問い合わせは、24時間365日対応となっておりますので、お気軽にご連絡ください。
水漏れに早く気づくために
あらゆる被害を最小限に抑えるためにも、水漏れに早く気づくことが大切です。水漏れに気づくのが早ければ早いほど、漏れる水の量が少なくなり、水道代の上昇を防ぐことができます。ここからは、水漏れに早く気づくための予防法についてご紹介します。
【予防1】ポタポタと水漏れの気配がしたらすぐ調べる
水漏れに気づくための1つ目の予防法が、水漏れの気配がしたらすぐ調べることです。水漏れをしているかどうかは、水道メーターを見て確認することができます。確認方法については、以下の通りです。
1.蛇口をすべて閉める
まずは、家中の蛇口をすべて閉めて水が出ない状態にします。そうすることで、水漏れが起きている場合は、水道メーターが反応します。
2.パイロットを確認する
家中の蛇口をすべて閉めることができたら、水道メーターにあるパイロットを確認しましょう。パイロットとは、水道メーターの左下部分にある銀色の小さなこまです。パイロットは、水が使われているときだけ回転するので、蛇口を閉めているのにパイロットが回転していれば、水漏れが起きているおそれがあります。
【予防2】水道料金の変化に気づく
パイロットを確認しても異常がなかった場合、水道料金の変化から水漏れをしているか確認しましょう。たとえば、普段の水道料金が3,000円程度であるのに対して、5,000円程度の水道料金が請求されているのであれば、水漏れしているおそれがあるといえます。
しかし、家族や友人がしばらく遊びに来ていたなどの理由から、一時的に水道料金が高くなることもあるでしょう。普段の生活と変わらない状況で水道料金が上がっているかを確認しましょう。
水漏れは早めの修理が肝心
水漏れを発見した場合、できるだけ早く修理することが大切です。水漏れを放置してしまうと、水道代の上昇や浸水などの被害につながるおそれがあります。そのため、「水漏れしているかも」と感じた段階で、水漏れ修理業者に相談しておきましょう。
弊社にご相談いただければ、水漏れの原因調査から修理までを、一括しておこなうことが可能な業者をご紹介いたします。弊社は多数の加盟店の中からご紹介できるので、「即日対応してほしい」「減額申請に必要な領収書や写真を用意してほしい」などのご要望にもお応えすることができます。
また、弊社は24時間365日の電話対応をしておりますので、お客様のご都合に合わせてご連絡いただけます。水漏れでお困りの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。