シャワーホースが外れたときの対処法は?交換方法や必要な道具など
蛇口や元栓からシャワーホースやシャワーヘッドが外れた場合、それぞれの部品が劣化していることが考えられます。シャワーホースやシャワーヘッドが劣化していると水漏れを起こすおそれもあるので、できるだけ早く新しいものと交換する必要があります。
しかし、間違った方法で交換をおこなうと被害を悪化させてしまう原因にもなるので、正しい交換方法を理解しておくことが大切です。そこで、ここでは、シャワーヘッドやシャワーホースの交換方法をお伝えしていきます。
目次
- ▼蛇口からシャワーホースが外れたときの交換方法
- ・シャワーホース交換作業で用意するもの
- ・新しいホースを購入する際の注意点
- ・シャワーホースの交換方法
- ・自分で交換するのが難しい場合は
- ▼シャワーヘッドが外れたときの交換方法
- ・シャワーヘッドの交換作業で用意するもの
- ・シャワーヘッドの交換方法
- ・ストップボタン機能付きシャワーヘッドは逆止弁も確認!
- ・逆止弁の取り付け方法
- ・自分で交換するのが難しい場合は
- ▼シャワーホース・ヘッドの水漏れも修理のサイン
- ・パッキン交換で用意するもの
- ・シャワーヘッドとホースの接合部分のパッキン交換
- ・エルボとホースの接合部分のパッキン交換
- ・シャワーの水漏れでお困りなら
蛇口からシャワーホースが外れたときの交換方法
蛇口からシャワーホースが外れたら、蛇口とシャワーホースの接続部分の緩みを確認してみてください。
接続部分が緩んでいなければシャワーホースが劣化しているおそれがあるので交換する必要があります。そこで、まずはシャワーホースの交換方法について見ていきましょう。
シャワーホース交換作業で用意するもの
シャワーホースの交換作業で用意するものは、以下のとおりです。
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ
- 新しいシャワーホース
- アダプター(必要な場合)
アダプターはシャワーホースと蛇口やシャワーヘッドをつなぐキャップのような部品で、メーカーや品番が違う場合に使われます。アダプターはシャワーホースと一緒に袋に入って売られているものもあります。もし、今まで使っていたシャワーホースと同じものがない場合は、アダプター付きのシャワーホースを購入するとよいでしょう。
新しいホースを購入する際の注意点
新しいホースを購入する際は、メーカーや型番に気を付けなければなりません。メーカーや型番によって対応するホースが異なるので、違ったものを購入するとうまく取り付けができないことがあります。
そのため、新しいホースを購入する際は、メーカーや品番を調べておいてください。わからない場合はホースの写真を撮っておき、同じものを探すとよいでしょう。
もし、同じホースが見つからない場合は、前述のとおりアダプターが付属されたホースを購入するのがおすすめです。
シャワーホースの交換方法
まずは、止水栓を閉めましょう。止水栓とは、シャワーに送る水の量を調節したり、浴室でトラブルが起こった際に一時的に水の供給を止めたりする栓のことです。
浴室の場合は蛇口部分に付いている溝がある部分のことで、その溝をマイナスドライバーに差し込んで時計回りに回すと閉めることができます。
止水栓を閉めたら、シャワーホースを蛇口の間にあるナットを回して取り外しましょう。ナットがうまく外れない場合は、モンキーレンチを使うとスムーズに取り外すことができます。
次に、シャワーヘッドを左に回して、シャワーヘッドからホースを取り外します。そして、新しいホースをシャワーヘッドに取り付け、元の手順で戻していけば終了です。
このとき、蛇口とホースまたはシャワーヘッドとホースの接続部分にアダプターが付いていることがあるので、必要な場合は取り付けてください。
自分で交換するのが難しい場合は
シャワーホースを自分で交換することが難しい場合は、水漏れ修理業者に依頼しましょう。業者に依頼すれば、水回りの修理のプロが作業をおこなってくれるのですぐに解決してもらうことができますし、失敗する心配はありません。
弊社では多数の業者と提携していて、水回りのトラブルを解決いたします。お電話いただければ、実績のある加盟店スタッフが駆けつけて短時間で修理いたしますので、シャワーホースが外れてお困りの方はぜひ弊社までご連絡ください。
シャワーヘッドが外れたときの交換方法
シャワーホースだけではなく、シャワーヘッドが外れるトラブルもあります。ここからは、シャワーヘッドが外れた際の交換方法をご説明します。
シャワーヘッドの交換作業で用意するもの
シャワーヘッドは、以下のものを用意すれば交換することができます。
- 新しいシャワーヘッド
- アダプター(必要な場合)
今まで使っていたシャワーヘッドと同じものが見つからない場合は、アダプターを使うことで、シャワーヘッドを交換することができます。どのアダプターを購入すればよいかわからない場合は、販売店にシャワーヘッドを持っていき、店員さんに相談してみるとよいでしょう。
シャワーヘッドの交換方法
まず、止水栓を閉めてください。止水栓を閉めたら、手でシャワーヘッドを左に回して、ホースから取り外します。次に、必要に応じてアダプターの交換をおこないましょう。次に、新しいシャワーヘッドを交換して、ホースを取り付けましょう。最後に、止水栓を開けたら作業完了です。
ストップボタン機能付きシャワーヘッドは逆止弁も確認!
混合水栓を使っている方で「ストップボタン付きシャワーヘッド」に交換される方は、逆流弁の取り付けが必要となることもあります。
混合水栓とは、お湯と水が出る2つのハンドルが付いた蛇口のことです。ストップボタン付きシャワーヘッドとは、お湯と水の量を調節した状態のまま、水を止めておくことができる機能が付いたシャワーヘッドのことです。
混合水栓でストップボタン付きシャワーヘッドに変えると、水を止めたときに水圧の強い水が、水圧の弱いお湯のほうに流れていきます。そして、お湯側に圧力がかかり、シャワーヘッドが壊れてしまうのです。そのため、水の逆流を抑える「逆止弁」という部品を取り付ける必要があるのです。
しかし、すべての混合水栓に逆止弁が付いていないわけではありません。蛇口の水量を調節する際にひねる部分に、「止」や「STOP」という印がある場合は、すでに逆止弁が取り付けられているので、自分で取り付ける必要はありません。印がない場合は取り付けられていないおそれがありますので、自分で取り付けましょう。
逆止弁の取り付け方法
次に、逆止弁の取り付け方法についてご紹介します。逆止弁の取り付けには、以下の道具を用意してください。
- 逆流弁
- モンキーレンチ
- シールテープ
逆止弁の取り付けの手順に関しては、以下のとおりです。
まず、止水栓を閉めましょう。次に、壁から出ているパイプと蛇口をつなぐナットをモンキーレンチで外します。ナットはお湯側と水側に付いていますが、どちらかをすべて外してからもう片方を外すと接続部が歪んでしまうおそれがあるので、両側を少しずつ回して取り外しましょう。
次に、蛇口に取り付ける逆止弁の向きを確認します。逆止弁は間違った向きで取り付けると水が流れなくなってしまうので、注意してください。逆止弁はナットが付いているほうが蛇口側になります。
向きを確認できたら、パイプと蛇口の間に逆止弁を取り付けていきます。手で押し込んでから、モンキーレンチでしっかりと閉めましょう。このときも、漏水を防ぐため、交互に取り付けていきましょう。
次に、蛇口を元どおりパイプに取り付けてください。そして、止水栓を開けて蛇口から水漏れが起きないか確認しましょう。このとき、蛇口とパイプの隙間から水が漏れているようなら、隙間をシールテープで埋めてください。
最後に、シャワーストップ機能を使ってみましょう。逆止弁が、水の逆流を防ぐ際に「ドン」という音が確認できたら、作業終了です。
自分で交換するのが難しい場合は
自分でシャワーヘッドを取り付けるのが難しい場合は、無理に自分で直すのは避けましょう。シャワーは日常生活で使うものなので、業者に依頼して早急に交換してもらうのがおすすめです。
弊社は、24時間年中無休で電話対応しているので、深夜や早朝のトラブルでもすぐにご相談いただけます。お電話いただいた際は、加盟店スタッフを手配して迅速に問題を解決いたしますのでご安心ください。シャワーホースの交換をご依頼の方は、ぜひ弊社までご連絡ください。
シャワーホース・ヘッドの水漏れも修理のサイン
シャワーホースやシャワーヘッドの劣化が進むと、外れる前に水漏れが発生することもあります。それは、接続部分のパッキンの劣化がおもな原因です。使用年数がたち水漏れしている場合、パッキンを交換してみましょう。
ここからは「シャワーヘッドとホースの間のパッキン」と「シャワーホースとエルボの間のパッキン」交換方法に分けてご紹介します。
パッキン交換で用意するもの
パッキンの交換に必要なものは、以下のとおりです。
- 新しいパッキン
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ
パッキンを購入する際は、型番が同じものを購入しましょう。型番はメーカーに電話やメールなどで問い合わせれば確認できます。
シャワーヘッドとホースの接合部分のパッキン交換
まずは、止水栓を閉めて、シャワーヘッドを左に回して外しましょう。次に、ホースに残った金具をホース側に下げます。すると、パッキンが見えるので新しいものと交換してください。
そして、シャワーヘッドを取り付け、止水栓を開けて水漏れが起こっていないことを確認したら、作業完了です。
エルボとホースの接合部分のパッキン交換
エルボとホースの接合部分のパッキンが劣化している場合も水漏れが起こります。エルボとは、ホースと蛇口をつなぐ金具のことです。
では、エルボとホースの接合部分にあるパッキンの交換方法について見ていきましょう。止水栓を閉めたら、モンキーレンチでエルボに付いたボルトを取り外してください。すると、ホースを外すことができるので、ホースを外してエルボを回して取り外しましょう。
エルボを取り外したら、中を確認するとパッキンが見えるので、新しいものに取り替えます。次に、元の手順でホースとエルボを取り付けたら止水栓を開け、水漏れが起こっていないことを確認したら、作業完了です。
パッキン交換で水漏れが解決しないときは、エルボ本体が劣化しているおそれがあります。その場合は、エルボ本体を交換しましょう。
シャワーの水漏れでお困りなら
シャワーのパッキンやエルボを交換しても水漏れが解消しない場合、シャワーホースやシャワーヘッドなど、ほかの部品に原因があるかもしれません。「自分で修理できそうにない」「原因がわからない」という場合は、短時間で確実に直してもらうためにも、業者に依頼することをおすすめします。
ただ、「業者に依頼すると高額な費用がかかりそうで心配……」という方もいらっしゃるでしょう。水漏れの修理費用は、修理内容にもよります。
たとえばパッキンの交換なら3,000円~10,000円で、安い業者なら1,000円でおこなってくれます。シャワーヘッドやシャワーホースの交換費用は、4,000円~8,000円程度のところが多いでしょう。さらに、このほかにも材料費や出張費がかかる場合もあります。
より正確な費用を知るためには、業者から見積りを取ることをおすすめします。このとき、複数業者に依頼することで、より多くの費用を比較でき、自分に合った業者を見つけることができます。
業者によっては、電話口で大まかな見積り費用を教えてくれるところもあるので、「急いでいて見積りに来てもらっている時間がない」という方は電話で費用を尋ねてみるとよいでしょう。
弊社では、見積りは無料でおこなっておりますので、見積りだけでもお気軽にご依頼していただくことが可能です。お急ぎの方は、電話口で大まかな費用をお伝えすることも可能です。また、見積もりの後は追加料金がかかりませんのでご安心ください。
シャワーの水漏れを依頼したい方はもちろん、「どこの業者にしようか迷っている」「業者に依頼しようか迷っている」という方でも、お気軽に弊社のフリーダイヤルまでご連絡ください。