洗濯機の水道蛇口から水漏れ!給水ホースが外れているのが原因かも…
目次
- ▼ 洗濯機の蛇口の開けっ放しが水漏れの原因になることも…
- ・蛇口の開けっ放しで起こるトラブル
- ・賃貸住宅では階下に水漏れするおそれも
- ・洗濯機の蛇口はきちんと閉めよう!
- ・【応急処置】水漏れに気づいたら
- ・水漏れしたらすぐに業者へ相談しよう
- ▼蛇口が固い・閉めにくいときは修理・交換のサインかも
- ・蛇口が固い・閉めにくい原因
- ・まずは自分で直してみよう!
- ・蛇口の交換も手段のひとつ
- ・蛇口の交換方法
- ・蛇口の交換・修理に自信がない…そんな方はご相談ください
- ▼被害を減らす秘訣は"迷ったら業者に連絡"すること
- ・こんなことが起きたら修理依頼のタイミング
- ・業者に依頼しようかな…メリットはずばり"早さ"!
- ・【水漏れ修理】依頼すると費用はいくら?
- ・優良業者を見つけるためにはココを見よう!
洗濯機の蛇口の開けっ放しが水漏れの原因になることも…
洗濯機の蛇口を開けっ放しにすることによって、水漏れが発生することがあります。
しかし、「洗濯機の蛇口は閉めていますか?」と聞かれて、ほとんどの人は閉めていないと答えるでしょう。または、洗濯機の蛇口と聞かれてすぐにはピンとこないという方も少なくないはずです。
毎日のように洗濯機を使用していても、蛇口の開け閉めを意識することはないでしょう。もちろん、洗濯機も蛇口から給水しているのですが、キッチンや洗面所で蛇口を使うときとは異なり、ご自身で開け閉めをしていないことがほとんどだからです。
今回、普段は意識することが少ない洗濯機の蛇口について、起こりうるトラブルや注意点、そして予防策をご紹介します。
蛇口の開けっ放しで起こるトラブル
洗濯機の蛇口を開けっ放しにしていると、水漏れのトラブルにつながることがあります。そのため、洗濯機を使用していないときはきちんと蛇口を閉めるようにしましょう。
洗濯機は蛇口から給水しており、多くの場合は専用のホースで蛇口と洗濯機と接続しています。洗濯機を使用する際には、洗いやすすぎなど何度かに分けて給水するので、蛇口は開けっ放しにしておく必要があります。
蛇口を開けっ放しにしていても、水が流れっぱなしならないのは、洗濯機が「電磁弁」を使用して水の給水・止水をコントロールしているからです。しかし、なにかの拍子にホースが外れてしまったとしたらどうなるでしょう。
蛇口が開けっ放しになっているのですから、水は流れ続けてしまいます。このような水漏れトラブルを防ぐために、洗濯機を使用していないときは蛇口を閉めることが大切なのです。
賃貸住宅では階下に水漏れするおそれも
賃貸住宅では、水漏れの程度によって階下にも被害がおよんでしまいます。部屋や家具を水浸しにしてしまったら修繕や買い替えが必要になり、損害賠償請求をされることも考えられます。
洗濯機がいくら給水・止水をコントロールしていたとしても、給水ホースが外れてしまえば水を止めるすべはありません。水が流れ続ければいずれは、あふれて、そして階下にも漏れ出してしまうでしょう。
もちろん、蛇口に接続しているホースは簡単には外れないようになっています。しかし、どんなものでも絶対ということはありません。経年劣化によって、ホースの不備が出るかもしれません。地震などの災害によって、偶発的に外れてしまうこともありえるでしょう。
ホースが接続されているからといっても、蛇口が開けっ放しになっていることには変わりはないのです。
洗濯機の蛇口はきちんと閉めよう!
水漏れを防ぐ方法は簡単です。洗濯機を使用しないときは蛇口を閉めておくこと、それだけです。問題は、万が一の水漏れに備えて毎回蛇口を開け閉めできるのかという点です。
上記でお伝えしたように、洗濯機が給水止水をコントロールしているため、毎回蛇口を開け閉めしなくても、ほとんどの場合問題なく洗濯機を使用することができます。
また、今まで洗濯を終えて蛇口を閉めなくても問題はなく、必要もないのに毎回開け閉めするのは煩わしいと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際には、洗濯機の取り扱い説明書には蛇口は閉めるよう注意喚起がなされているのです。 注意されているのに、それを怠り、水漏れを発生させてしまったら、責任を取らなくてはなりません。洗濯機を使用していないときは、蛇口をきちんと閉めるようにしましょう。
【応急処置】水漏れに気づいたら
万が一洗濯機の水道蛇口から水漏れが発生したら、一刻も早く蛇口を閉めましょう。時間が経過するほど、被害は広がってしまいます。もし、うまく蛇口が閉められない、蛇口を閉めたのに、水漏れがおさまらないということがあれば、水道の元栓から閉めましょう。
そして、水漏れが広がらないよう、雑巾、タオル、新聞紙などで水をできるだけ吸い取りましょう。
水漏れしたらすぐに業者へ相談しよう
洗濯機の水漏れでお困りであれば速やかに業者へ相談しましょう。ホースが外れたというわかりやすい水漏れ以外の原因も多くあります。洗濯機にはパーツも多く、給水だけでなく、排水ホースでも水漏れが起こる可能性があります。
水漏れは発生した後の処理が大変です。ご自身で解決することが難しいのであれば、なによりもまず、プロの力を借りましょう。
蛇口が固い・閉めにくいときは修理・交換のサインかも
洗濯機の蛇口を閉めるとき、ハンドルが固くなっていて閉めにくくなっている場合があります。普段開け閉めしないだけになかなか気づきにくいですが、もし固くなっている場合は、蛇口の修理・交換が必要なサインかもしれません。
蛇口のハンドルが固くなる原因と、自分でできる修理・交換の方法を解説していきます。
蛇口が固い・閉めにくい原因
蛇口のハンドルが固い、閉めにくいとき 、原因のひとつが潤滑油切れです。蛇口のハンドル部分のパッキン には滑りをよくするためにグリス(潤滑油)が使用されています。このグリスが消耗して、滑りが悪くなり蛇口が固くなってしまうということがあるのです。
ほかにも、パッキン自体が摩耗していたり、蛇口のネジのサビによるものであったり、水道水に含まれるミネラル分が蛇口内部で結晶化したりと、さまざまな原因が考えられます。いずれも分解してみないと特定は難しいといえます。
まずは自分で直してみよう!
グリス切れやパッキンの劣化によって蛇口のハンドルが閉めにくくなっている場合は、蛇口の分解洗浄やパッキンの交換を試してみましょう。無理に閉めようとして力任せに蛇口を操作していると、蛇口を壊してしまって状況を悪化させる可能性もあります。水漏れなど深刻な問題にならないよう、固い蛇口はきちんと直して使いましょう。
【用意するもの】
- レンチ、ドライバーなど蛇口を分解するもの
- シリコングリス
- パッキン(取り換え時)
1. 元栓を閉める
蛇口をそのまま分解すると水浸しになってしまいます。必ず水道の元栓を閉めたうえで作業を始めましょう。
2.蛇口の分解
水が止まったのを確認し、蛇口ハンドルの中心にあるカラービスを外します。カラービスを外すと、ハンドルそのものも抜いて取り外すことができます。そして、ナット、パッキン、パッキン受けの順に部品を分解していきます。
3.洗浄
蛇口が分解できたら、各部品を洗浄します。蛇口を閉めにくくしている、ミネラルの結晶やサビがあればしっかりと取り除いておきましょう。
4.パッキンの取り換え、グリスの塗布
パッキンが摩耗していたら、新しいものと取り替えましょう。また、交換が必要なさそうであれば、グリスを塗布して滑りをよくしておきましょう。
蛇口の交換も手段のひとつ
分解、洗浄し、パッキンを取り替えるなどで修理は意外と簡単にできる場合もありますが、新しい蛇口に交換するというのもひとつの方法です。
蛇口にも寿命があります。新しいものに交換することで、今後も安心して使用していくことができますよ。蛇口交換の方法については後ほど詳しくご説明します。
また、ニップル(蛇口とホースの接続部)の劣化でも水漏れが発生することもあるので、蛇口とあわせてニップルも交換しておくとよいでしょう。その際は、洗濯機用ストッパー付きニップルの使用も検討してみてはいかがでしょうか。
これは、別名オートストップジョイントとも呼ばれており、水を自動的に止める止水栓が付いているニップルです。オートストップジョイントを使用すると、ホースが外れても蛇口の止水栓により大きな水漏れを回避することができます。
蛇口の交換方法
それでは、蛇口の交換方法も簡単にご紹介いたします。
【必要な道具】
- シーリングテープ
- 歯ブラシ
- レンチ、ドライバーなど(蛇口を外すときに必要な場合)
分解洗浄のときと同じく、事前に元栓は閉めておきましょう。
1.蛇口を取り外す
しっかり蛇口の根元をもって、ゆっくり反時計回りに回して外していきましょう。また蛇口のタイプによっては、キャップを外して中にあるネジを回して外すタイプのものもありますので、確認しておきましょう。
2.ジョイント部分の掃除
古い蛇口を取り外すと、配管があります。配管のネジ部分がジョイントです。このジョイント部分にシーリングテープなどのゴミが付着しています。歯ブラシなどを使ってテープやサビなど取り除きます。
3.シーリングテープの巻き付け
蛇口のねじ部分にシーリングテープを巻き付けます。
シーリングテープは蛇口をねじ込む向きと同じ向きで5、6周巻き付けましょう。巻き付けたら蛇口のねじ部分とテープを指や爪で押さえてなじませておきます。
3.新しい蛇口の取り付け
シーリングテープを巻き付けたら、配管のジョイントにゆっくりと新しい蛇口を回しこんで取り付けていきます。回し過ぎても戻すことはできません。一度でも逆向きに回してしまえば、シーリングテープの巻き直しからやり直す必要があります。
蛇口の交換・修理に自信がない…そんな方はご相談ください
ご自身での作業に自信がない方は迷わず業者へ相談しましょう。慣れない作業中に部品を破損させるなどしてしまうと、余計な修理費用がかかって手間もコストも増えてしまう……という事態になりかねません。そう考えると、業者に依頼するものそれほど高いコストとはいえませんね。
被害を減らす秘訣は"迷ったら業者に連絡"すること
洗濯機の蛇口の水漏れや、蛇口の修理や取り替えで少しでも手順に迷うことがあれば 、まずは業者に問い合わせをしましょう。場合によっては、自分で修理するよりも業者に依頼したほうが、被害やコストを最小限におさえられるかもしれません。
こんなことが起きたら修理依頼のタイミング
「細かい作業は苦手……自分で修理する自信がない……」「直してもすぐに蛇口の調子が悪くなる、水漏れする」こんなときは業者に蛇口の修理を依頼するべきです。
自信がないのにご自身で無理に修理に取りかかると、かえって状態を悪化させてしまうこともあります。また、直してもすぐに不調が出るということは、修理の方法が正しくないのかもしれません。
自分での修理に自信がないときや修理してもすぐに不調が出るときは、プロの知識と技術を借りて適切かつスムーズに問題を解決してもらいましょう。
業者に依頼しようかな…メリットはずばり"早さ"!
業者に依頼するなによりのメリットは"早さ"です。もし、自分で修理交換しようとするのであれば、用具や部品を揃えることが必要になります。もちろんDIYに慣れている方であれば、必要な部品を的確に選択し用意することは難しくないでしょう。
しかし、業者でもない限り、頻繁に水漏れに対応していることはないはずです。どういった水漏れが発生しているかを把握し、その対処に必要なものをすぐに用意できなければ、いつまでも水漏れを根本的に解決することができません。
元栓を閉めることで一時的に水漏れを止めることは可能ですが、いつまでも水道が使えないままでは不便です。ですから、できるだけ早く水漏れの原因を特定し、修理してしまいたいですよね。そのためには、日々水漏れに向き合っている業者に依頼することがベストチョイスといえるでしょう。
【水漏れ修理】依頼すると費用はいくら?
業者に依頼すると決めたところで、気になるのがその費用でしょう。
洗濯機の水漏れで修理を依頼した場合には、5,000円から8,000円ほどが相場といえるでしょう。また蛇口の修理交換の場合、8,000円から15,000円ほどが相場とみられています。
蛇口の場合、どういった種類のものかによって料金は大きく変わってきます。料金を確実に把握するためにも、事前に見積りを取りましょう。
優良業者を見つけるためにはココを見よう!
水漏れのパニックであわてて業者選びを済ませてしまうと、修理が済んだ後で「あっちの業者のほうがお得だったかな……」なんて後悔をしてしまうかもしれません。ここでは、そのような後悔しないために最低限注意しておきたい業者選びのポイントをご紹介します。
- スピーディーに対応してくれるのか
- 問い合わせに対して真摯に対応しているか
- 料金は事前に見積りを提示して、明確に説明してくれるか
- 技術・経験は十分か(ホームページの情報やスタッフと話してみた感じでチェック)
余裕があれば、複数の業者に問い合わせをし、見積りを出してもらって比較・検討するとよいでしょう。
弊社“水漏れ修理お助け隊”では、複数の加盟店のなかからお客様のご要望に沿った水漏れ修理業者をご紹介しております。相見積りも歓迎しております。現地調査、見積りまで無料で承りますので、まずは相談だけでもお気軽にお電話ください。