洗面台の排水栓は外せる!2種類の栓に応じた外し方を解説します!
目次
洗面台の排水栓の外し方
朝起きて顔を洗う際や洗い物をする際などに、洗面台に水をためて利用するという方もいるのではないでしょうか。
しかし、なんらかの原因で排水栓にトラブルが起きると、栓をしているのに水が流れてしまったり、栓をしていないのにも関わらず水が洗面台にたまったりすることがあります。
このような排水栓のトラブルが発生した場合は、洗面台排水栓を取り外すだけで、修理や交換をしなくても解決できるかもしれません。この記事では、洗面台排水栓の外し方についてご紹介します。
また、排水栓のトラブル事例や対処法なども解説していくので、洗面台排水栓のトラブルでお悩みの方は参考にしてみてください。
ポップアップ式の場合
ポップアップ式の排水栓とは、レバーを押し込んだり引いたりすることによって栓の開閉がおこなえるタイプです。このタイプの洗面台排水栓を取り外す場合は、洗面台の下にある部品を外す必要があります。
排水溝の部品はナットで留められているため、取り外す際はスパナなどの工具が必要です。
ゴム栓式の場合
ゴム栓式排水栓とは、ゴム状の栓で直接排水溝に蓋をするタイプのことです。このタイプの洗面台排水栓は、多くの場合「ゴム栓」「チェーン」「チェーンをつけるための土台」という構造になっています。
洗面台のゴム栓を交換する場合は、洗面台側の土台部分を取り外しましょう。土台部分を交換する場合は、洗面台下から土台の留め具を外す必要があります。
外し方が分からない場合は無理をしない
ポップアップ式の排水栓は構造が複雑で、取り外し方が分かりづらい場合があります。無暗に取り外そうとすると、洗面台や排水栓が壊れてしまいかねません。よく分からない場合は無理に取り外しをしようとせず、業者に頼むのが確実です。
洗面台の排水栓は自分で修理できる!しかしリスクも……
洗面台は生活上よく使うものであるため、なにかトラブルがあったらなるべく自分で手早く解決したいと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、なかには自分では解決しづらいトラブルもあります。
そこでこの章では、洗面台排水栓を自分で修理できるケースと業者に頼んだほうがいいケースについてご紹介します。
自分で修理できるケース
・排水溝から水が流れない
排水溝になにかが詰まっていることが考えられます。一番多いのは、ヘアキャッチャー部分に髪や固形物が詰まって水をせき止めているケースです。この場合は詰まっているものを取り除けば解決することができます。
・洗面台排水栓を閉じていても勝手に水が流れる
排水栓を閉じていても水が流れる場合、ゴム栓式の場合はゴム栓の劣化、ポップアップ式の場合はパッキンの劣化が原因であるケースが考えられます。この場合は、排水栓のパッキンを交換すれば解決することができます。
修理方法と手順
ヘアキャッチャーに髪や固形物が詰まっている場合は、それらを取り除きましょう。それでも水がうまく流れないという場合は歯ブラシなどで排水溝を掃除したり、ラバーカップやパイプクリーナーなどを利用してみましょう。
水が流れ出す場合、ゴム栓式の場合はゴム栓を新しいものに交換してみましょう。洗面台のゴム栓はホームセンターなどで販売されています。
ポップアップ式の場合はパッキンの交換が必要です。ポップアップ式でもパッキン交換なら自分でできる場合があります。交換方法、パッキンの入手方法については各メーカーにお問い合わせください。
業者に相談するべきケース
・洗面台排水栓の開閉ができない(ポップアップ)
レバーを押したり引いたりしても反応がない場合は、ワイヤーヘッドという部品が外れている可能性が考えられます。ポップアップ式は可動部あり構造が複雑で、修理方法も製品によって異なるうえに、部品も適合するものを選ぶ必要があります。
早く確実に直したい場合は業者に依頼するのが賢明でしょう。
・洗面台排水栓を閉じていても勝手に水が流れる(ポップアップ式)
ナットのゆるみや、排水溝部品の故障および経年劣化などで栓が閉まり切っていない可能性があります。この場合は分解修理、交換が必要ですが、開閉できない場合と同様、簡単な作業とはいえません。この場合も業者に依頼しましょう。
ポップアップ式の排水溝は構造をよく知らないと、「どこに問題があるか」や「修理の仕方」などが分かりにくいです。無理に自分でやろうとすると元に戻せなくなったり、ほかの部分を破損させてしまうおそれもあります。
ポップアップ式排水栓のトラブルが起きた場合は業者に修理を依頼すべきでしょう。
業者の選び方
業者に依頼するとなると、まず業者選びが必要です。しかし、水漏れ修理の業者といってもたくさんの業者があるため、どの業者を選べばいいか分からないという方もいるかもしれません。
できるだけ安い費用で修理したい方がほとんどかと思いますが、安いだけでは確実に直るかどうか不安という方もいるでしょう。そこで、ここではできるだけ安く、確実に修理してもらえる、信頼できる業者の選び方についてご紹介します。
・相見積りを取る
安いかどうかを知るためには、まず費用相場を知る必要があります。業者のホームページなどである程度の相場は知ることができますが、実際の費用には出張費や部品代、休日作業の料金などが含まれるため、より正確な費用を知るには見積りが必要です。
その際、1社の見積りだけでは本当にご自身のケースに適正な費用なのか比較することができません。
複数の業者に相見積りをとってもらうことで、ご自身のケースのおおよその相場を見極めることができます。あとになって「もっと安く修理してもらえたのに……」とならないためにも、相見積りをとることをおすすめします。
・水道局指定免許を持っている
安い業者を選びたいのはもちろんですが、トラブルなく修理してもらうためには技術力のある業者を選ぶのも大切です。その判断の目安になるのが、水道局指定免許を持っているかどうかです。
じつは上下水道につながる水回りの作業をする際には、基本的に水道局指定免許が必要です。しかし、家庭内の作業の場合、水道局はいつ誰がどのような作業をしたのか知ることができません。
そのため、業者によってはこの免許を持たずに修理をおこなっているところもあるのです。
無資格での修理は罰則や罰金の対象になります。免許を持っている業者なら誠実で信頼でき、技術力も認められているということになります。業者選びの際は水道局指定免許を持っている業者かどうかも確認しましょう。
・対応が丁寧
対応が丁寧かどうかも大切なポイントです。いくら安くて技術力があるとはいえ、なかなか連絡がつかなくて日程が決められなかったり、追加費用が発生する場合の説明がなかったりすると、満足のいくサービスを受けたとはいえないでしょう。
対応の丁寧さを見極めるには、正式に依頼する前の、電話や現地での無料見積りの際の対応をみることができる業者を選ぶのがおすすめです。
依頼前でもすぐに現地調査の日程を調整してくれたり、無料見積りの際に費用の説明をしっかりしてくれる業者であれば、丁寧な対応をしてくれる業者であるといえるでしょう。
修理料金の相場
修理料金は業者やトラブルの内容、修理する製品によって異なるため一概にはいえませんが、参考までに“水漏れ修理お助け隊”に加盟している店舗の料金をご紹介します。
- 軽度の水漏れ:3,000円~
- 洗面台の詰まり:7,000円~(洗面台内部で詰まっている場合)
- 洗面台交換:38,000円~
なお、この料金には基本料金、作業料金、出張費がすべて含まれています。依頼内容によって費用が異なるため、より正確な費用を知りたい場合は見積りをとってみましょう。
“水漏れ修理お助け隊”には水道局指定業者が加盟店しています。無料で相談、現地調査、見積りまでおこなっております。複数の加盟店での相見積りだけ、相談だけということも可能ですので、ぜひお気軽にお電話ください。
排水栓でよくあるトラブル
洗面台の排水栓に起こるトラブルには、水が流れない、水がたまらないというものが多いかと思いますが、これらのトラブルの原因にはさまざまなものがあります。
自分で修理できるか判断するための参考にもなるかと思いますので、どのような原因があるのかいくつかご紹介していきます。
ワイヤーヘッドが外れている
ワイヤーヘッドとは、ポップアップ式排水栓にある部品の1つです。この部品が外れていると、レバーを押し引きしても洗面台排水栓が開閉できなくなってしまいます。
パッキンの劣化
パッキンとは、ポップアップ式排水栓の裏側についている円状のゴムのことです。この部品は排水栓を閉めたときに、栓の隙間をなくし、水が流れないようにする役割があります。
このパッキンが劣化すると隙間ができ、排水栓を閉めていても水が流れるようになります。
排水栓が正しく閉まっていない
排水溝に異物が詰まっていたり、ポップアップ式排水栓の故障などによって排水栓が完全に閉まらなくなってしまうことがあります。異物の場合はそれを取り除けばいいですが、部品の故障となると修理や交換が必要になってきます。汚れやゴミがついている
排水溝は長らく使っていると汚れやゴミがこびりつき、水が流れにくくなることがあります。直接取り除くのが難しい排水溝の中がつまっている場合は、高圧洗浄機やパイプクリーナーなどを使ってなかの汚れやゴミを除去する必要があります。
自分で対処できない場合は業者に頼もう
洗面台排水栓のトラブルには、さまざまな原因があります。なかには、自分では対処することが難しいトラブルもあるかもしれません。
無理に排水栓の修理をしようとすると、洗面台が壊れてしまったり、水漏れが発生したりなどの新たなトラブルの元になりかねません。自分で対処する自信がないという場合は、業者に依頼しましょう。
“水漏れ修理お助け隊”では洗面台の排水栓はもちろん、水漏れに関する多くのトラブルを解決してきたプロのスタッフがいる加盟店を、お客様のご相談、ご要望に合わせて紹介いたしております。
正式なご依頼の前であれば、見積りまですべて無料でおこなっておりますので、まずはお気軽にお電話ください。