洗濯機に入れすぎると故障につながる!洗濯物の適量を解説

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洗濯機に入れすぎると故障につながる!洗濯物の適量を解説

洗濯機に入れすぎると故障につながる!洗濯物の適量を解説

毎日の洗濯はなるべく一回で済ませたい。そんな気持ちから洗濯物を洗濯機に詰め込みすぎると、結果として逆効果になってしまいます。きれいに洗えないどころか、洗濯機の故障の原因にもなりかねません。意外と知らない洗濯機の使い方について学び、洗濯物を効率よく洗えるようになりましょう。

洗濯機に洗濯物を入れすぎるとどうなる?

洗濯機になるべくたくさん衣類を詰め込もうと、ぎゅうぎゅうに入れていませんか?洗濯機は一度に洗濯ができる量が決まっています。適量を超えた洗濯物を入れて洗濯機を回すと、たくさんの不都合が起こってしまうのです。

汚れが落ちにくくなる

洗濯機に入れすぎると故障につながる!洗濯物の適量を解説

一度にたくさんの洗濯物を洗おうとして洗濯機に衣類を入れすぎると、汚れが落ちにくくなります。汚れの落ちきっていない洗濯物は洗い直しが必要となり、結果として手間がかかってしまいます。

洗濯機は、水流によって衣類の汚れを落としています。衣類を詰め込み過ぎると衣類が同じ場所から動かず、こすり洗いができなくなり、汚れが十分に落ちなくなってしまうのです。

悪臭がするようになる

汚れが落ちなくなることは、雑菌の繁殖の原因にもつながります。洗濯は衣類の汚れを落としてきれいにするためにおこなっているのに、雑菌を繁殖させてしまったら意味がありませんね。

雑菌はニオイのもととなります。洗ったはずの洗濯物から悪臭がしていたら、洗濯物がうまく洗えていないのかもしれません。

洗濯機が故障する

衣類を入れすぎた状態で洗濯機を使用していると、故障してしまうおそれがあります。洗濯機の底には「パルセーター」と呼ばれるくるくる回るところがあります。衣類を入れすぎるとパルセーターに負担がかかり、故障の原因となります。

洗濯中にドタドタと異音が発生していたら、洗濯槽の中で洗濯物が原因でパルセーターに負担がかかっているという警告です。洗濯物の入れすぎか、洗濯ネットに衣類を詰め込みすぎです。洗濯ネットにたくさんの衣類をいれてしまうと、衣類のかたまりができてしまうため、洗濯槽の中で偏ってしまいます。洗濯ネットには衣類を1枚ずついれましょう。

洗濯機に入れる洗濯物の適量とは?

洗濯機の大きさ(容量)はさまざまですが、いったいどのくらいの洗濯物の量までならきれいに洗濯ができるのでしょうか。洗濯機を正しく使う上で、洗濯物の適量を知っておくことは必須です。

洗濯機のサイズ&7割程度

洗濯機のサイズは、洗濯物の重さ(キログラム)で容量が示されています。ひとり暮らし用のもので4キログラム、大容量のもので8~9キログラムの洗濯機などがあります。一日当たりのひとり分の洗濯物の量が1.5キログラムといわれています。

しかし、季節によって衣類の重さは異なりますし、1.5キログラムあたりの洗濯物の量はどのくらいかといわれてもピンときませんよね。目安として洗濯機に入れる洗濯物の量は、多くても洗濯槽の7割程度にしましょう。

詰め込みすぎはNG

一度にたくさんの洗濯物を洗うのは一見節約のようにみえますが、そうではありません。洗濯機に洗濯物をたくさん入れれば入れるほど、洗浄力は落ちてしまいます。

例えば、8キログラムの洗濯機で一気に8キログラムの洗濯物を洗うのと、4キログラムずつ洗うことでかかる電気代・水道代はさほど変わりません。しかし、前者より後者のほうが格段に汚れの落ちはよくなります。

洗剤の量を多くしたら汚れ落ちがよくなる?

たくさんの量の洗濯物や、汚れているものを洗うときに、洗剤をたくさん入れたら汚れ落ちはよくなるのでしょうか?答えはノーです。洗濯物の量に適量があるのと同じく、洗剤の量にも適量があります。

洗剤の使用量にも適量がある

洗濯機に入れすぎると故障につながる!洗濯物の適量を解説

洗剤は適量以上入れても洗浄力が上がることはありません。それどころか洗剤の入れすぎは、マイナスになってしまうことばかりです。洗剤を入れすぎると水にうまく溶けず衣類に残ってしまい、色落ちや衣類をいためることになります。

また、洗濯槽に洗剤が残留し、カビの原因にもなってしまいます。

洗剤の量は水量で決まります。縦型の自動洗濯機ではコースを選べば水量が決まりますので、それにあわせて洗剤の量を調節します。洗剤の量を計るメモリはたいてい「~リットル」と表記しています。

洗浄力アップの方法

洗濯物と洗剤を適量入れた上で、さらに洗浄力をアップさせたいという方へ、洗浄力アップの方法をいくつかご紹介します。

洗浄力を重視するのであれば、洗剤の種類は液体より粉末、そして弱アルカリ性のものを選びましょう。衣類に付着する大抵の汚れは油がもととなっています。油は酸性なので弱アルカリ性の洗剤で中和させることで、汚れがしっかりと落ちるのです。

40度くらいのぬるま湯を使用すると、常温の水を使ったときよりも汚れの落ちはよくなります。油汚れが溶けやすくなるのと、洗剤の効きもよくなるからです。お風呂のお湯で洗濯をするとよいかもしれません。

食べこぼしなどの部分汚れは洗濯機にかける前に、つけ置きや揉み洗いで落としておきましょう。ひと手間かけるだけで、仕上がりが格段にきれいになります。

洗剤の種類をかしこく使い分け

洗浄力が高いということは、衣類に負担を与えてしまうということでもあります。洗濯物によって、洗剤を使い分けるとよいでしょう。

先ほどご紹介した弱アルカリ性の粉末洗剤は汚れがひどいものに使用、普段使いは液体の中性または弱アルカリ性のもので充分でしょう。デリケートな衣類を洗うときは中性のものを使用し、衣類にかかる負担を減らします。しかし、衣類にかかる負担が少ないものほど洗浄力は落ちるということを覚えておきましょう。

洗剤の成分を見るときに、中性か弱アルカリ性かということに加えて「蛍光剤の有無」も確認しましょう。蛍光剤は衣類に白さを増す効果があります。きなり色やパステルカラーの衣類は色落ちしているように見えてしまうので、蛍光剤が入っている洗剤の使用は避けたほうがよいでしょう。

洗濯機でよくあるトラブル

洗濯機は家庭によっては毎日使うものです。使用する頻度が高ければトラブルに遭遇する可能性も必然的に高まります。しかし洗濯機で発生するトラブルは、ほとんど原因や症状が決まっています。

トラブルが発生する前に原因や症状をある程度確認し、適切に対処できるようにしておきましょう。

水漏れする

洗濯機に入れすぎると故障につながる!洗濯物の適量を解説

洗濯機の水漏れは、接続不良か本体の劣化が原因となって起こります。水漏れが起こったら、まずはどこから水漏れしているのかを特定しましょう。

水を供給している蛇口とホースのつなぎ目・ホースと洗濯機のつなぎ目からの水漏れでしたら、接続部分のゆるみが原因ですので、自分で解決することができるでしょう。しかし本体付近から水漏れをしている場合は本体の修理が必要となってきますので、メーカーや購入した販売店に連絡をしましょう。

異音がする

洗濯物にコインや金属などが混じって入っていたときや、洗濯物を詰め込みすぎているときにはガラガラ、ドタドタと異音がすることがあります。しかし、それらが原因でないときに洗濯機から異音がするときは、故障のおそれがあります。

金属音が規則的に聞こえる場合は、洗濯機内のモーターが劣化しているかもしれません。また、洗濯機内のベルトがすり減っているとキュルキュルといった音が規則的に聞こえます。

洗濯機から原因不明の異音がしたら、それは洗濯機の故障のサインです。放置して使用し続けるのは大変危険です。購入メーカーや専門業者に相談しましょう。

脱水、排水ができない

脱水や排水ができないときは排水不良が起こっている可能性があります。原因は排水口や排水ホース内の内部の汚れによるつまりが考えられます。

洗剤カスが溜まり、つまってしまっているときは、ホースを外してお湯を通すと解決します。それでも流れていかない場合は、業者に専用器具を使って洗浄をしてもらう必要があります。

洗濯物がまわらない

洗濯機に洗濯物を詰め込み過ぎると、洗濯物が回らなくなってエラーで止まってしまうことがあります。また、洗濯物の偏りによってバランスが悪くなり、回らなくなってしまうこともあります。

洗濯機がまわらない原因が上記以外に考えられるとしたら、パルセーターの故障です。洗濯物に混ざっていたヘアピンなどの小物が、洗濯機の底のパルセーターに詰まってしまうことによって洗濯機が回らなくなることがあるのです。パルセーターを取り外し、詰まってしまっているものを取り除きます。それでも回らないときは自分で内部まで触らずに、プロに修理を依頼しましょう。

洗濯機から水漏れが起きたらすぐご連絡を

洗濯機の故障によって起こった水漏れは放置しておくと、洗濯パンからこぼれて床まで濡れて、住宅にダメージを与えかねません。洗濯機の内部は複雑で自分で修理をするのは難しいでしょう。

洗濯機のトラブルに関して、水漏れ修理お助け隊ではお電話での受付を24時間365日受け付けております。「故障かな?」と感じたら、なんでもお気軽にご相談ください。

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