食洗機の故障原因とは?水漏れを防ぐ正しいお手入れ方法もご紹介
毎日使用する食洗機が故障してしまうと、困ってしまいますよね。食洗機が故障したときは、自分で修理するのではなくメーカーや業者に連絡・相談をしましょう。食洗機が故障した原因は、素人では判別が難しく、間違った方法で修理をおこなうと症状を悪化させてしまうおそれがあるためです。
まずは食洗機にどのような症状が起きているのか、状況をしっかりと確認したうえで、できるだけ早く業者に連絡・相談するようにしましょう。この記事では、食洗機が故障する原因と対処法や、食洗機の正しいお手入れ方法などについてご紹介します。
目次
こんな症状ありませんか?食洗機が故障する原因と対処法
食洗機が故障する原因は、いくつかあります。それぞれの原因ごとに、対処法が異なっているため、食洗機が故障した原因を正しく把握することが大切です。この項目では、食洗機が故障しているときのおもな症状と原因に加えて、食洗機の故障を自分で対処する方法についてご紹介します。
食洗機が故障しているときのおもな症状と原因
食洗機が故障しているときのおもな症状と原因は、以下のとおりです。
・大きな音や異音がする
食洗機が故障していると、食洗機から大きな音や異音が聞こえてくることがあります。これは、食洗機内のフィルターが目詰まりしていたり、食洗機内に異物が入ってしまったりすることが原因で起こる症状です。そのため、食洗機から大きな音や異音が聞こえてくる場合、フィルターを掃除したり異物を取り除いたりするのがよいでしょう。
・エラーが表示される
食洗機本体に漏水エラーと呼ばれる、食洗機の水漏れを伝える表示がでていることがあります。この症状は、食洗機本体に接続されている給水ホースや排水ホースに、なんらかの異常があるときに起こります。そのため、食洗機本体に漏水エラーが表示されているときは、給水ホースや排水ホースに異常がないか確認するようにしましょう。
・電源を入れることができない
食洗機が故障しているときの症状には、異音やエラーの表示以外にも、食洗機の電源自体を入れられなくなる場合があります。食洗機の電源を入れることができない場合、食洗機本体が故障していることが考えられます。そのため、食洗機のコンセントを差し込み直しても電源を入れることができない場合は、食洗機本体や部品の交換が必要となるでしょう。
食洗機が故障した原因を特定できない場合はメーカーに相談しよう
もし、自分で食洗機が故障した原因を特定できないという場合は、メーカーに相談するのがおすすめです。食洗機本体の故障が原因であれば、メーカーに対応してもらうことができます。
しかし、食洗機本体の故障ではなく、水道部分に不具合が生じている場合もあります。水道部分の故障が原因である場合は、基本的にメーカーでは対応することができないので、水道修理をおこなう業者に相談する必要があります。
弊社にご相談いただければ、依頼者のご要望に合わせて最適な業者をご紹介いたします。電話によるお問い合わせは、24時間365日受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
故障や水漏れを予防しよう!食洗機の正しいお手入れ方法
食洗機を正常に使用し続けるためには、普段から食洗機を正しい方法でお手入れすることが大切です。普段からお手入れをしておくことで、食洗機の故障を予防することができるため、正しいお手入れ方法をしっかりと理解しておきましょう。
食洗機のお手入れをおこなうメリット
普段から食洗機のお手入れをおこなうことで、ちょっとした違和感や不具合に気付きやすくなります。食洗機が故障する原因はさまざまですが、素早く食洗機の違和感や不具合に気付くことで、故障する前に対処することが可能です。
食洗機の正しいお手入れ方法
食洗機のお手入れをおこなうときは、さまざまな箇所のお手入れが必要となります。以下に、食洗機の箇所ごとに正しいお手入れ方法をご紹介します。
・残さいフィルター
残さいフィルターとは、食洗機の内部に設置されている部品のことです。この残さいフィルターは、洗浄する際に食器に付いている食べカスなどをまとめる役割があります。そのため、非常に固形物や汚れが溜まりやすくなっているので、毎日お手入れをおこなうことが大切です。
お手入れ方法は、残さいフィルターに付いている固形物や汚れを取り除くだけです。
・食洗機内部
食洗機内部も残さいフィルターと同じく、汚れが溜まりやすい箇所です。そのため、お手入れをおこなわずに放置すると、悪臭が発生するおそれがあります。食器を入れずに本体のお手入れコースを作動させることで、食洗器内部をきれいにすることができます。
もし、使用している食洗機にお手入れコースの機能が搭載されていない場合は、食洗機専用の洗剤を使って洗浄しましょう。また、洗浄後に拭き掃除をおこなうことで、食洗機内部をより清潔に保つことができます。
・回転ノズル
食洗機内部には、水を正しい方向へと噴射するために必要な、回転ノズルという筒状の部品が設置されています。この回転ノズルが汚れていると、水を正しい方向へと噴射できなくなることもあるのです。
そのため、食洗機内部の洗浄をおこなう際に、回転ノズルを取り外してキレイにしておくことが大切です。回転ノズルは、手で簡単に引き抜くことができます。引き抜いた回転ノズルは、バケツや桶に溜めた水でゆすぐようにして洗いましょう。
食洗機の故障を防ぐために日ごろから気をつけるべきこと
食洗機が故障する原因を作らないために、日ごろから気をつけるべきことがいくつかあります。ここからは、食洗機の故障を防ぐために、日ごろからできることについてご紹介します。
食洗機の故障を防ぐためにできること
食洗機の故障を防ぐためには、以下のような点に注意してみましょう。
・下洗いをおこなう
食洗機に汚れた食器を入れる際は、ある程度下洗いをおこなってから入れるようにするのがおすすめです。ある程度下洗いをおこなうことで、食洗機内に汚れやゴミが溜まりにくくなります。とくに油汚れが付着している場合、食洗機内で油が固まってしまうおそれがあるため、必ず下洗いをおこなうようにしましょう。
・適切な量の洗剤を使用する
食洗機の汚れがなかなか落ちない場合、洗剤を多めに使ってしまいがちです。しかし、洗剤は適量での使用がもっとも効果的です。また、洗剤を多く使用することで、食洗機内で洗剤が溶け切らずに汚れとして残ってしまうおそれもあります。そのため、洗剤を使用するときは、必ず適量を心がけるようにしましょう。
少しでも違和感があったら点検してもらう
なにか普段と食洗機の動作や音などに違和感あった場合、できるだけ早くメーカーや業者に連絡して、点検してもらうのがおすすめです。食洗機に感じる違和感は、食洗機が故障する予兆であることが考えられます。そのため、完全に故障してしまう前にメーカーや業者に食洗機を点検してもらうようにしましょう。
水道部分が故障してしまったら業者に相談しよう
食洗機の故障は、本体だけではなく給水ホースや排水ホースなどの水道部分が原因である場合もあります。そのため、水道部分が故障してしまったら、水道修理をおこなう業者に相談するのがよいでしょう。業者であれば、水道部分のトラブルを適切に対処してくれます。
弊社にご相談いただければ、水道部分のトラブルに対応可能な業者をご紹介いたします。また、現地調査による見積りを無料で承っておりますので、「見積りを取ってから依頼するかどうか決めたい」という方でも、安心してご依頼していただくことが可能です。ぜひ、水道部分の不具合による食洗機の故障でお困りの方は、お気軽に弊社までご相談ください。
まとめ
食洗機が故障する原因には、食洗機本体の異常や水道部分のトラブルなど、さまざまな原因が挙げられます。そのため、食洗機から異音がしたり本体にエラーが表示されたりといった症状を見極めて、適切に対処することが大切です。間違った方法で対処すると、余計に症状を悪化させてしまうおそれがあります。
また、食洗機が故障しないようにお手入れをしておくことが大切です。残さいフィルターや食洗機内部をしっかりと洗浄して、汚れやゴミを溜めないようにしましょう。ほかにも、食洗機を故障させないように、下洗いをしてから食器を入れたり、洗剤を適量使ったりと日ごろから食洗機の使い方に気をつけることが大切です。
食洗機本体が故障した場合はメーカー、水道部分が故障した場合は業者に相談するようにしましょう。