キッチンの排水溝つまりには重曹!簡単お手軽にトラブルを解決しよう
キッチンの排水溝がつまったら、まずは重曹を使って掃除をしてみましょう。キッチンの排水溝がつまる多くの原因は、油汚れによるものです。油汚れは酸性であるため、弱アルカリ性である重曹が効くのです。
このコラムでは、キッチンの排水溝のつまりを重曹で解消する方法を詳しく解説しています。排水溝のつまりでお困りの方は、まずはこのコラムに書いてある方法を試してみてください。
目次
キッチンの排水溝つまりには重曹とクエン酸が効く!
キッチンの排水溝のつまりには重曹とクエン酸を使う方法が効果的です。なぜなら排水溝がつまる原因の多くが油汚れによるものだからです。
油汚れには重曹が効果を発揮します。酸性である油汚れを弱アルカリ性の重曹が中和するからです。さらにクエン酸を加えることで発砲しさらに油汚れを排水溝からはがし落としてくれるのです。そんな重曹ですが、使うときには次のような点に注意が必要です。
重曹を使うときに気を付けたいこと
重曹を使うときの注意点は4つです。この4つの点に注意しながら重曹を使って排水溝の汚れを落としましょう。
・皮膚につくと肌が荒れる
重曹を使うときはゴム手袋をして、肌に重曹がつかないように注意しましょう。弱アルカリ性である重曹が肌につくと、肌が荒れるおそれがあるからです。
・重曹は密閉容器に入れて日陰に保存
重曹は容器に入れて湿気が入らないように密閉して、日陰に保存しましょう。重曹は湿気を吸うと固まって粉末に戻らなくなるので、使いにくくなります。
・アルミや銅につくと黒くなる
重曹を使って掃除をしようとしている排水溝の近くにアルミや銅でできたものを置かないほうがよいでしょう。アルミや銅に重曹がつくと黒く変色し、見た目が悪くなってしまいます。
・落ちない汚れもある
重曹は弱アルカリ性であるため、頑固な汚れだと落ちないことがあります。落ちない汚れには、別の方法で対処しましょう。
実際に掃除してみよう!
上で説明しました注意点を意識しながら、重曹を使って実際に排水溝の掃除をしていきましょう。排水溝のつまりを掃除するときは、重曹とクエン酸とお湯を使い、次の手順で掃除をします。
- 排水溝取り付けられたカバーなどをすべて外す
- スプーンの大さじ1杯分の重曹を排水溝の入り口にまく
- スプーンの大さじ2杯分のクエン酸を溶かしたお湯を、重曹にかけると泡が発生
- 泡が発生してから10分ほど放置する
- 60度くらいのお湯で排水溝を洗い流して完了
重曹はこんな場所の掃除にも使えます
排水溝以外の場所でも重曹を使って掃除することができます。例をあげますと、換気扇のフィルター、電子レンジ、シンクなどの汚れです。酸性である油汚れがひどいキッチンまわりには、人体に無害で弱アルカリ性である重曹を使うことをオススメします。
掃除しても直らない!原因は排水管かも
排水溝を掃除したのにつまりが解消されないことがあります。それはさらに下の排水管でつまりが起きているからかもしれません。
排水管のつまりは自分で直すこともできますが、業者に依頼する選択肢もあります。自分で試したいという方は次章をご覧ください。業者依頼をご検討される方は弊社にご相談ください。お見積りは無料でおこなわせていただいておりますので、安心してお電話ください。
お手軽!排水管つまり解消法
重曹とクエン酸を使う以外にも排水管のつまりを解消する方法があります。いろいろな方法がありますが、そのなかでも簡単に自分で解消する方法として、以下の3つをご紹介いたします。
【1】タオルとお湯
まずは、タオルとお湯でシンクにある排水管のつまりを解消する方法です。はじめに、排水溝のフタや悪臭を防ぐための椀型の排水トラップなどを外して、排水管をむき出しにします。
次にむき出しになった排水管のなかにタオルをつっこみ、シンクに50度前後のお湯を張ります。お湯の温度が高すぎると排水管を傷めてしまうおそれがあるため、注意が必要です。お湯の量は、シンクの深さの8割ほどを目安にするとよいでしょう。
最後にタオルを一気に抜きます。するとお湯が排水管のなかに勢いよく流れて、つまりを解消することができます。もし解消できなければ、中断しましょう。つまりの原因がスプーンなど固いものである場合、無理やりお湯を流すとつまりが余計にひどくなるおそれがあるからです。
【2】ペットボトル
1.5リットルまたは2リットル用の空のペットボトルを使って、排水管のつまりを解消する方法もあります。
まず、大きめの空のペットボトルを排水管にさしこみます。このとき排水管とペットボトルとの間にすきまができないようにしましょう。すきまができると空気がもれて排水管のなかの気圧があがらなくなるからです。
次にさしこんだペットボトルを両手でおもいきり握って、ペットボトルのなかの空気を排水管のなかに一気に押し出しましょう。排水管のなかの空気圧があがることにより、排水管のつまりをとることができます。
【3】液体パイプクリーナー
タオルとペットボトルはつまりを水や空気の物理的な力でとる方法であるのに対して、液体パイプクリーナーはつまりを溶かして解消する方法です。基本的には液状の薬剤を排水管に入れて数10分放置したあと、水で流します。
ただし、使用する量などは製品ごとに違いますので説明書の指示にしたがって作業をしてください。使用する量や放置する時間が説明書に記載されているものと違っていると効果を発揮できないおそれがあるからです。
「早く・楽に」解決するならプロにお任せ!
自分で掃除すると手間がかかるのはもちろん、汚れなど見たくないものを見てしまうこともあります。そういったことを避けたい、とにかく早く解決したい方は業者依頼がおすすめです。業者に依頼することをお考えの方は弊社にご相談ください。弊社では24時間365日受付が可能です。
キッチンの排水溝つまりを予防する方法3選
キッチンの排水溝をつまらせないためには、日頃からできることを実践していくことが大切です。ここでは、キッチンの排水溝のつまりを予防する方法をご紹介いたします。
・洗い物が終わったあとは排水溝のなかに熱湯を流す
排水溝のつまりの原因は油です。その油はフライパンや皿などについているので、洗うときに洗剤や水と一緒に排水溝に流れていきます。
油による排水溝のつまりを防ぐためには、洗い物が終わったら50度くらいの熱湯を2リットルほど排水溝のなかに流すとよいでしょう。熱湯を流すと、排水溝についた油があたためられ、熱湯と一緒に流れていくからです。
・ゴミ受けに網目の細かい水切りネットをかぶせる
水切りネットをゴミ受けにかぶせると、ネットでゴミが食い止められます。そのため、排水溝にゴミが到達しにくくなり、つまりを予防することができるのです。予防の効果を高めるためには、できるだけ網目の細かいものを選ぶことをオススメします。
・毎日掃除する
排水溝に使われているゴミ受け・バスケットはできれば毎日掃除してください。排水溝に汚れがつきにくくなり、つまりを予防することができます。また、汚れが原因で発生するカビや雑菌なども予防することができ、悪臭も防ぐことができるのでオススメです。
つまり以外にも水トラブルは放置しているとどんどん悪化してしまいます。トラブルに気づいたら早めに業者に依頼するのがよいでしょう。水トラブルに関する業者をお探しの際はぜひ弊社にご相談ください。弊社に加盟している業者であれば確実に排水溝のつまりを解消してくれます。