キッチン床下の水漏れ|原因と修理方法・水漏れ放置によるリスクとは
目次
- ▼キッチン床で水漏れしやすい箇所【蛇口や排水ホースなどジャンル別に紹介】
- ・【水漏れ箇所1】蛇口から
- ・【水漏れ箇所2】排水パイプ
- ・【水漏れ箇所3】排水ホース
- ・【水漏れ箇所4】排水トラップ
- ・【水漏れ箇所5】ホースと排水管の接合部
- ・キッチンの水漏れを放置したらどうなる?
- ・キッチンの水漏れは早めに修理しよう!
- ▼キッチンの水漏れ修理と応急処置方法
- ・【水漏れ修理1】パッキンの交換
- ・【水漏れ修理2】排水ホースの交換
- ・【水漏れ修理3】防臭ゴムの交換
- ・業者に依頼したほうがいい水漏れ
- ・修理が不安な場合はプロへ任せよう!
- ▼優良業者の選び方と費用相場
- ・業者選びのポイント!
- ・業者依頼でかかる費用相場
- ・まずは見積りをしてみよう!
キッチン床で水漏れしやすい箇所【蛇口や排水ホースなどジャンル別に紹介】
家から帰ってきたらキッチンの床がびしょびしょになっていたり、食器を洗っていたら床が水浸しになっていたりというようなお困りごとはありませんか?水漏れのトラブルというのは、日常のなかで突然おこることも多いです。
水漏れが起きたけれど被害が小さいからといって放置していいわけではありません。小さい水漏れがやがて大きくなり、小さい内に修理しておけば安くすんだということもあります。そのため、早急に対応をしなければならないのです。
しかし、キッチンの床が水漏れしてしまうのはどこに原因があるのか把握できている方は少ないのではないでしょうか。水漏れの原因がわかれば、業者に頼まなくても自分で修理することができます。ここでは、キッチンの床が水漏れしやすい5つの箇所を紹介していきます。
【水漏れ箇所1】蛇口から
蛇口からの水漏れは、部品の緩みや劣化が原因です。ポタポタと口から水が垂れているだけなら、キッチンの床が水浸しになることはありません。蛇口は給水管に接続されており、ナットで接続部分を固定しています。そのナットのなかにあるパッキンが劣化することによって、キッチンの床がびしょびしょになる水漏れが起きるのです。
また、シャワーホースを使っているご家庭では水漏れの発生箇所が増えます。なぜなら、シャワーホースに亀裂が入ることでも水漏れを起こすからです。とくにシャワーホースは水量の調節や指で触ることが多いため、だんだんホースが劣化していき亀裂が入りやすく水漏れします。
【水漏れ箇所2】排水パイプ
排水パイプとは、排水管と排水トラップを繋げている部分のことです。排水パイプは接続部にナットが使われているため、ナットの緩みによって水漏れを引き起こしていることが多いです。
また、接合部に取り付けられたゴムパッキンが劣化することでも、水漏れの原因につながります。パッキンの劣化は交換しなければなりませんが、ナットの緩みは締めるだけで解決ができます。
【水漏れ箇所3】排水ホース
排水ホースは、排水パイプの部分がホースでできているものをいいます。排水ホースは経年劣化で、ホースが突然折れてしまうこともあり、その部分からの水漏れも可能性として考えられます。ホース本体に異常がない場合は、接続部のナットの緩みやゴムパッキンの劣化が原因で水漏れが発生します。
【水漏れ箇所4】排水トラップ
排水トラップとは、シンクのなかにある排水溝の入り口付近に取り付けられた、寸胴の形をした太めの筒状のものです。排水管からの悪臭を遮断するための役割をしている装置です。
排水トラップはシンク内の排水溝とつながっており、接続部分から水漏れすることがあります。排水トラップから水漏れをしている場合は、排水溝との接続部のナットが緩んでいるか、ゴムパッキンが劣化しているからです。ゴムパッキンの劣化の場合は交換をおこない、ナットの緩みは締めることで解決できます。
【水漏れ箇所5】ホースと排水管の接合部
ホースと排水管のつなぎ目も、キッチンの水漏れが発生しやすい箇所のひとつです。排水ホースと排水管の接合部は排水管からの臭いを防ぐ「防臭ゴム」が取り付けられています。排水ホースと排水管の接合部はしっかりと固定されておらず、調理器具があたっただけでも簡単に外れてしまいます。防臭ゴムが外れてしまうことで、水漏れの原因になることもあるのです。
ホースが外れて防臭ゴムがズレた場合、手でも防臭ゴムの位置を戻し、解決させることができます。また、排水管とホースの接合部がナットで固定されている場合は、緩みを締めるだけで解決できます。
キッチンの水漏れを放置したらどうなる?
ポタポタと水が垂れているだけだからと放っておくと、おもわぬ二次被害を引き起こすことがあります。二次被害を出さないためにも、キッチンの水漏れを放置すると、どんなリスクがあるのか確認して早めに二次被害を防止しましょう。水漏れを放置する主なリスクは以下の通りです。
- ・シロアリの発生
- ・漏電による火災
- ・カビや腐敗
- ・水道代の高騰
キッチンからの水漏れで床が浸水してしまうと、水が床下へ染みこみシロアリが発生したり、漏電の被害を引き起こしたりします。また、建築材に水が染みこむことで、カビが発生したり、腐ったりするのです。
とくに、賃貸の家やマンション、アパートに住んでいる方は近隣の方や大家さんから修理やリフォーム代を請求されることもあるので注意しましょう。ポタポタ程度の水漏れでも予想以上に水が流れ出していて、高額な水道代を請求されることもあります。
キッチンの水漏れは早めに修理しよう!
キッチンは食べ物や洗剤、油などが排水管を通るため、汚れが溜まりやすく劣化が激しい場所です。そのためキッチンは、ほかの水回りの場所より水漏れが起きやすいです。水漏れしているけど、そこまで被害が大きくないからと放置しておくと、さまざまな二次被害を引き起こします。そのため、キッチンの水漏れは早急に修理しましょう。
弊社は24時間365日お客様からの電話を受け付けているため、二次被害を引き起こす前に迅速に対応いたします。ご相談は無料ですので、「とりあえず相談だけしたい」という方もご安心ください。
お見積りもキャンセル料もかかりませんので、水漏れトラブルが悪化する前にお気軽にご連絡ください。
キッチンの水漏れ修理と応急処置方法
キッチンが水漏れした場合、被害を最小限にとどめるためにも早めに修理をおこないましょう。キッチンでおこる水漏れはさまざまな原因があります。それぞれの水漏れに対応した修理方法を紹介していきます。
【水漏れ修理1】パッキンの交換
キッチンで水漏れしている場所が、蛇口から排水管まで各パーツをつなぐ接合部であれば、ナットの緩みかパッキンの劣化が原因です。そのため、接合部が水漏れしているときは、はじめにナットを締めてみましょう。ナットを締めても水漏れが解決しない場合は、ゴムパッキンの劣化が原因のため交換をします。
では、キッチン水漏れのなかでも多い「蛇口のパッキン」「排水トラップ」「排水パイプ・排水ホース」の接合部のパッキンを交換する方法をそれぞれ紹介していきます。
蛇口のパッキン
蛇口からの水漏れが原因でキッチンの床が濡れてしまう場合は、蛇口と給水管をつなぐ蛇口本体の根本部分にあるパッキンの劣化によるものがほとんどです。蛇口の本体をスパウトといいますが、スパウトの根本にあるパッキンを交換することによって水漏れは解決します。
交換の仕方としては、まず水漏れをしているナット部分を外しましょう。そうするとパッキンが出てきますので、それを新しいパッキンに交換します。完了したら、外した部分をもとに戻して修理は終わりです。
排水トラップのパッキン
排水トラップのパッキンの交換は、まずナットで締められている接合部を緩めて外しましょう。排水トラップを外すと根本にパッキンがついていることが確認できます。根元についたパッキンを交換して、もとに戻せば作業終了です。
交換作業をおこなうときに、排水トラップのナットを外すとカスのようなゴミが出てきます。これは排水トラップに蓄積した汚れであり、そのままにしておくと水漏れしやすくなるため、パッキンの交換作業と一緒にきれいに拭いておくようにしましょう。
排水パイプ・排水ホースのパッキン
排水パイプから水漏れが発生している場合は、排水管をつなぐ接合部にあるパッキンを交換します。接合部を外し、取り付けられているパッキンを新しいものに交換しましょう。交換ができたら、もとあったように排水管に排水パイプを差し込んで終わりです。
排水ホースのパッキンは排水パイプのやり方と同様に、水漏れしている排水ホースの接合部を外し、パッキンを新しいものに変えます。しかし排水ホースのパッキン交換は、ホースが油やヘドロによって外れず、パッキンだけの交換ができないことがあります。
そのような場合は、ホースごと交換しましょう。まず、ホースの根本をハサミで切断してください。長いままでホースを外そうとすると、油などが飛び散りまわりが汚れる原因になります。排水ホースを外すときに排水管も一緒に取れないように、抑えながらおこないましょう。
ホースが外れたら、排水プレートを新しいホースに通します。次にパッキンを付け、排水管と排水ホースに差し込み、パッキンがしっかりはまっているか確認しましょう。パッキンに隙間があると、水漏れの原因になります。
【水漏れ修理2】排水ホースの交換
排水ホースはビニール素材でできているため、包丁やハサミなどで簡単に切れたり、劣化で折れたりすることがあります。排水ホースをホームセンターで買ってきて交換する方法もありますが、補修テープで直すこともできるのです。蛇腹ホースを補修する専用のテープで、切れ目の入っている部分をぐるぐる巻いて補修していきます。
水が漏れてこないようにテープを何重にも重ねて巻くようにしましょう。専用のテープでなくてもビニールテープで代用をすることができます。テープで補修しても水漏れしてしまう場合は、排水ホースを交換してください。
【水漏れ修理3】防臭ゴムの交換
防臭ゴムは、排水管と排水ホースをつなぐ部分に取り付けられています。排水ホースと排水管の接合部は固定されておらず、簡単に抜けてしまう構造になっているのです。排水ホースと排水管の間には防臭ゴムが取り付けられており、排水ホースがずれてしまうと防臭ゴムも一緒にずれてしまうため水漏れします。
そのため防臭ゴムがきちんとはまってない場合は、はめ直しましょう。防臭ゴムが劣化して水漏れしている場合は、排水管から排水ホースを外し、ホースに取り付けられている防臭ゴムを新しいものに交換してください。
業者に依頼したほうがいい水漏れ
キッチンの水漏れ修理には自分で修理が可能な原因のこともありますが、業者に依頼して修理してもらう方がよい場合もあります。水漏れの原因が以下の通りであれば業者に依頼することを検討しましょう。
- ・排水管のつまりによる水漏れ
- ・排水管や給油管の故障
つまりや故障が原因で水漏れをしている場合は、専用の機械や道具、部品が必要になってきます。自分での作業 は完全に不可能というわけではありませんが、専用の器具を揃えるだけでも費用がかかり、作業自体も困難です。
そう考えると、費用面でも業者に依頼したほうがメリットは大きいといえるでしょう。自分でできることとして、まずは水漏れの被害を広げないために止水栓や元栓を締めて必要以上に水漏れをしないようにしておきましょう。
修理が不安な場合はプロへ任せよう!
ここまでは、自分でおこなえる修理の方法を紹介してきました。どれも水漏れの原因がわかったうえでの修理方法のため、原因がわからない場合は業者に連絡をしましょう。応急処置としてバケツを置いてタオルを敷いておくといいです。
水漏れを放置することで床がびしょびしょになり、シロアリやカビの発生させる原因になってしまいます。そうならないためにも応急処置はしておきましょう。
水漏れの原因がわかっても自分で修理するのに自信がないという方は、水漏れ修理のプロに任せましょう。水漏れ修理のプロに任せれば、パッキンの種類を間違えることはありませんし、自分で修理をして水漏れを悪化させる心配もありません。
自分でキッチンの水漏れ修理をすることに不安を抱えている方は水漏れ修理のプロに任せてみてはいかがでしょうか。水漏れ修理お助け隊は、日本全国どこでも対応しており、お客様の希望に 沿った水漏れ修理の業者を紹介しております。
優良業者の選び方と費用相場
水漏れ修理を業者に依頼するときは、優良業者にお願いしたいですよね。水漏れがおこったら早急に対処しなければいけないので、業者をじっくり吟味して選ぶ時間はありません。突然水漏れしたときでも優良業者を選べるように、業者選びのポイントや費用の相場を紹介いたします。
業者選びのポイント!
水漏れの業者選びで失敗しないために、業者選びのポイントを知っておきましょう。業者選びのポイントは以下の通りです。
- ・無料で見積りが出せる
- ・追加料金がかからない(依頼にかかる費用が安すぎる場合は要注意)
- ・いつでも対応可能(水回りはすぐに対応してほしい)
- ・アフターフォローにも対応
- ・実績がある
見積りが無料であれば気軽に相見積りがしやすくなります。そして、あとから追加料金を請求しない業者であれば、「はじめにいっていたことと違う!」とギャップを感じることもなく、予想以上に料金を請求される心配もありません。
水回りの修理は迅速に対応しなければ大変なことになる場合もありますので、いつでも対応している業者であることが重要です。また、アフターフォローや実績がある業者であれば安心して修理を任せることができます。
業者依頼でかかる費用相場
水漏れ修理を業者に依頼するとかかる費用の相場は、キッチン周りの水漏れの場合、4,000~56,000円のようです。水漏れの状態や場所、交換する部品によって料金が変動するため、相場に差があります。
水漏れ修理の料金形態は、「基本料金+主張費+作業費」が基本です。業者によって、出張費が発生しなかったり、作業費が高くついたり、依頼する時間帯によって追加料金をとる業者もあります。
まずは見積りをしてみよう!
水漏れの状態の度合い、場所、交換する部品、時間帯など業者やさまざまな要素によって水漏れ修理にかかる金額は違ってきます。そのためどの程度修理費がかかるのか、まずは見積りをしてみましょう。
水漏れ修理お助け隊はお見積りを無料でおこなっております。キャンセルも無料でできますので、とりあえず見積りだけしたいという方も安心してご依頼いただけます。24時間365日電話受付をしておりますので、急な水のトラブルにも迅速に対応いたしております。